性同一性障害のホルモン療法及び手術説明
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MTF FTM GID 性別適合手術 ヤンヒー
管理人 舞
  • 舞のお部屋別室
  • 性別 :女性
  • 血液型:O型
  • 出身地:奈良の山奥
  • 特技 :PC制作・HP制作
  • 相談はいつでもオッケー
  • ここに記載の内容はあくまでも情報として扱って下さい。 この内容を参考にされて自己で始められて問題が起きても当方としては責任を取れませんので、 ご理解の上ご覧ください。
  •  

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    性同一性障害治療の説明
      [文献]日本における性同一性障害の診療

    日本における性同一性障害の診療(クリニカルレクチャー,生涯研修プログラム,
    第60回日本産科婦人科学会学術講演会)
    埼玉医科大学  石原 理
    日本産科婦人科學會雜誌
    Acta Obstetrica et Gynaecologica Japonica
    Vol.60, No.2(20080201) p. 401


    リンク   [文献]日本における性同一性障害の診療.pdf
     

    ホルモン療法・性転換療法について


    このページのご利用はあくまで自己責任で行って下さい。病院関係の情報が御座いますが、必ずしもホルモン注射が可能とは限りません。ご自身でカウンセリングに行かれるか問い合わせされましてご確認してください。

    は じ め に

     
      このドキュメントは、Valerie LambertによるHormone therapy for transgender, frequently askedquestionsを翻訳したものです。一部に原文のまま存置された部分がありますが、これらは翻訳不可能か、あるいは翻訳の必要のない部分です。次のセクションの著者のコメントにもありますが、このドキュメントは医師によって書かれたものではなく、また訳者も医学の知識を持っているというわけではないため、不正確な面がある可能性があります。また、訳者に日本の医学用語の知識がないため、用語が不適切な場合があります。このドキュメントは一般的な情報提供のみを目的としたものです。著者および訳者は、読者がこのドキュメントの内容をもとに何らかの行動を取った結果としていかなる不都合が生じても、このドキュメントに含まれる情報の不正確さが原因の場合を含み、どのような状況に置いても、いかなる責任も負わないものとします。ドキュメントの内容をもとにした行動は、いかなる状況においても全て読者の責任となります。

    注意

    このドキュメントは1994年発行で、著作権は Valerie Lambert(Valerie@shell.portal.com)が保有します。このドキュメントの転載は、著作権情報を含むすべての情報が含まれた形でのみ許可されます。また、何らかの営利目的に使用する場合は、あらかじめ著者までご連絡下さい。


    注意U

    このドキュメントは、著者の個人的経験、伝聞、医学誌、製薬会社の広告、医師によるアドバイス等を情報源として構成されています。また、このドキュメントは情報提供のみを目的としたもので、著者の個人的意見、一般化された記述等を含みます。また、著者は医師ではありません。以上のような理由により、このドキュメントは、どのような形式においても医学的アドバイスとはなり得ないことをご承知ください。また、このドキュメントの内容について、著者は個人として、また団体としての一切の責任を負いません。内容の解釈、およびその使用については、すべて読者の責任となります。

    注意V

    内分泌系は複雑かつデリケートで、十分に理解されていない器官です。専門家ですらこれらの器官の働きについて完全に正確な意見を持っているとは言えません。ホルモン療法とは、非常に効果の大きな手法であると同時に、大きな危険も伴うものです。ホルモン製剤を使用する前に、その使用によって起こりうるすべての条件を考慮してください。また、ホルモン療法は、あなたの体質、症状、血液検査結果、今までの医学的経過等をすべて理解できる医師の指導のもとに行ってください。正当な医療機関から直接あなたが入手したホルモン剤以外は使用しないでください。その他の方法で入手できるホルモン剤は、質的な問題が疑われるだけでなく、特に注射用の薬剤等は人体に危険な場合があります。

    記事

    1. このドキュメントにおいて、「男性」あるいは「女性」とは、個人の生物学的な性を指し、ジェンダーアイデンティティーを指すものではありません。
    2. このドキュメントは、内分泌系に障害のある患者の治療については言及しません。
    3. 副作用欄の内容は、主に「The Physician's Desk Reference(PDR)」より引用されたもので、専門用語は出来る限り平易な言葉に置き換えられています。このドキュメントに含まれる情報は安易に受け入れられるべきものではありませんが、薬剤に関しての記述が主に製薬会社の広告に基づいているため、その内容については解釈に多少の注意が必要です。法的問題を出来る限り避けるため、製薬会社はこのような広告に、テスト期間中に報告された副作用以外に、統計的にその薬剤との関連が完全に証明されない副作用の情報や、他の似たような薬剤の使用により起こりうる副作用の情報も含むことがあります。特に、エストロゲン製剤による体毛の増加と頭髪の減少、アンドロゲン受容器阻害剤やゴナ ドトロピン放出ホルモン(GnRH) による体毛の増加や変声等の記述については、必要以上に気にかけることはないでしょう。また、このドキュメントの副作用欄には、その薬剤をトランスセクシュアルに使用した場合に起こりうる項目のみ記載されています。(例:MtFを対象として使用される薬剤の副作用欄には、女性に特有の器官にのみ発生する副作用は記載されていません)読者は、使用する薬剤の副作用情報について、必ずPDRを参照してください
    ホルモンとは何か。
    またそれはどのように働くか

    ホルモンとは、体内で広範囲にわたって働く情報伝達物質で、内分泌器官によって生産量が管理されています。
    まず、脳の視床下部がゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)を合成します。この刺激によって、脳下垂体は黄体形成ホルモン(LH)を合成します。また、GnRHは卵胞刺激ホルモン(FSH)の合成も促します。脳下垂体で合成されたLHとFSHは生殖腺(女性では卵巣、男性では睾丸)を刺激し、肉体的な男女差を作るホルモン(一般に性ホルモンと呼ばれる: エストロゲン[卵胞ホルモン]、プロゲステロン[黄体ホルモン]、テストステロン[男性ホルモン])の合成が始まります。また、少量のテストステロンが副腎でも合成されます。全体として、女性はエストロゲンとプロゲステロンを男性よりも多く持ち、男性はテストステロンを女性よりも多く持っています。
    エストラジオールは化学的に合成されたエストロゲン類似物質です。エストロゲンやエストラジオールはエストロゲン受容器を刺激し、身体の女性化を促進します。以降、このドキュメントでは、天然と合成のエストロゲン様物質をエストロゲンと総称します。
    プロゲストジェン(またはプロゲスティン)は化学的に合成されたプロゲステロン類似物質です。プロゲステロンやプロゲストジェンはプロゲステロン受容器を刺激し、エストロゲンの働きととともに、身体の機能をさらに女性化させます。以降、このドキュメントでは、天然と合成のプロゲステロン様物質をプロゲステロンと総称します。
    多種のテストステロンが総体としてアンドロゲンの名で知られています。これらのホルモンはアンドロゲン受容器を刺激し、身体の男性化を促進します。以降、このドキュメントでは、各種のテストステロンをアンドロゲンと総称します。
    抗ホルモン剤は、ホルモンの効果を押さえたり、ホルモンの合成を阻害するため、トランスセクシュアルのホルモンセラピーに有効です。抗ホルモン剤には、以下のような種類があります。
    アンドロゲン受容器阻害剤

    特定のアンドロゲン受容器でアンドロゲンの作用をブロックします。

    アンドロゲン合成抑制剤

    ある種のアンドロゲンが他種のアンドロゲンに変化するのを押さえます。

    エストロゲン受容器阻害剤

    特定のエストロゲン受容器でエストロゲンの作用をブロックします。

    GnRH作用剤 一時的に脳下垂体を過剰に刺激し、それにより直後に脳下垂体でのLHおよびFSHの合成を押さえます。
    攻撃的なホルモン療法は、脳下垂体に体内に十分な量の性ホルモンが存在すると誤認させることによって、間接的に生殖腺でのホルモン合成量を減少させます。それにより、脳下垂体は生殖腺を刺激するLHとFSHの合成量を減少させます。
    後天的に投与されたホルモン剤は、異性の第一次的な性徴を発現させることはありません。(男性における卵巣、子宮、膣の発現。女性における睾丸、ペニスの発現)しかし、後天的な異性のホルモン剤によるセラピーは、以下に述べるような第二次的な性徴の発現を促します。
    女性ホルモンセラピーが男性にもたらす影響と、その効果が現れるまでの期間

    思春期以前のMtFホルモンセラピーは効果的に第二次性徴の発現を押さえます。思春期以降のホルモンセラピーは、第二次性徴の発現からの経過時間に反比例して効果が薄くなります。しかし、これは直線的な変化ではありません。18歳と28歳でのホルモン療法の効果の差は非常に大きいですが、38歳と48歳での効果の差はそれほど大きくはありません。
    男性に対する女性ホルモン剤の投与によって、以下のような効果が見られます。効果はホルモン剤の投与量によって変化します。通常、効果的かつ連続的な量のホルモンが投与された場合、1−4ヶ月で身体的な変化が起こりはじめ、6−9ヶ月で不可逆的な変化となります。18ヶ月を過ぎると、身体的な変化が穏やかになり、大抵の場合3年以内で身体的変化が完了します。睾丸が摘出されていない場合は、それ以上かかることがあります。エストロゲンの量が多ければ変化は早くなりますが、長期的に見て、結果は多すぎない程度のエストロゲンのレベルを維持した方が良くなります。
    生殖能力が低下します。精子数は急速に減少します。場合によっては、最初の数ヶ月でホルモン剤投与を止めた場合には、ほぼ元に戻ることもありますが、短ければ半年ほどで完全に男性不妊になることがあります。このトリートメントは避妊の代用として行われるべきではありません。また、ホルモンの投与中でも、睾丸が除去されるまでは最低限の数の精子が残ることがあります。エストロゲン、プロゲステロン、あるいは生殖線でのアンドロゲン合成抑制剤は生殖機能を低下させますが、その他の種類の抗アンドロゲン剤は生殖機能に影響を与えない場合もあるように思えます。そのような薬剤を使用して生殖機能を残そうとする場合は、定期的に生殖能力のテストを受けることが必要です。 男性の性欲と快感が減少します。直接的な刺激による勃起はそれほど多くなくなり、またその状態を保つことが難しくなります。無意識的な勃起は最終的になくなります。精液の分泌量は減少し、射精によるオルガズムが弱くなるか、得られなくなります。睾丸と前立腺は萎縮します。勃起が頻繁に怒らない場合、ペニスの皮膚も萎縮することがあります。
    乳房が成長します。サイズは、母親、姉、妹など、遺伝的に近い関係にある女性と比べて1−2カップほど小さいサイズになるのが一般的です。また、この成長は女性のそれがそうであるように、必ずしも左右対称ではありません。乳暈や乳頭が膨らむこともありますが、第二次成長の発現から10年以内でない限り、これはそれほど目立った変化にはなりません。
    体脂肪の付きかたが変化します。顔の輪郭は女性的になり、脂肪は腰から臀部に移行します。
    頭髪、顔面の毛、陰毛を除いて、体毛の成長が遅くなり、密度が下がります。色が薄くなることもあります。
    著者は医学誌等で確認していませんが、多くの人が以下のような効果を報告しています。
    運動量が増えない場合、筋肉が落ちます。特に、ホルモンセラピー開始前にあまり鍛えられていなかった部分はその傾向が強いようです。表皮が薄くなり、透明度が高くなったように見え、引っ掻くなどの刺激に弱くなります。触感が鋭くなります。汗腺の働きが穏やかになり、皮膚、頭皮、また頭髪が乾燥した感じになります。頭髪が濃くなり、頭髪の減少が止まります。場合によっては、生えなくなったばかりの髪が再び生えることもありますが、死んだ毛根が生き返ることはありません。新陳代謝が低下します。カロリー摂取と運動量がホルモンセラピー開始前と同じレベルにある場合、体重が増え、体力が落ち、長時間の睡眠を必要とするようになり、また体が冷えやすくなります。手の爪が薄くなり、もろくなります。体臭や尿のにおいが変化します。これらは「強い」、または「金属的」なものから、「芳香」に近いものに変化します。感情が増幅され、表に表れやすくなり、また各種の感情が判別しやすくなり、影響力が強くなります。一部のケースでは、憂鬱な状態が軽減され、精神的に安定するとの報告もありますが、これはホルモンを使用しているということによる心理的な効果による可能性があります。ホルモンの投与量の変化が、1−2週間ほど続く抑鬱、説明不能な恐怖感などを引き起こすことがあります。 「女性的」な性欲と快感が増加するとの報告がありますが、本来このような感覚は男性にはありえないもので、この項目は明らかに主観的なものです。射精を伴わないオルガズムを望むクライアントの場合、その回数が増加します。そのような状態に達することが難しい、または不可能な場合は、性欲の開放の方法として知覚とそれに対する反応が変化します。
    女性ホルモン剤は、次のような変化を起こしません。
    変声。顔面の毛の発育の目立った減少。骨格の変化。ただし、骨密度はわずかに低下することがあります。
    男性ホルモンセラピーが女性にもたらす影響と、その効果が現れるまでの期間

    思春期以前のFtMホルモンセラピーは効果的に第二次成長の発現を押さえますが、アンドロゲン投与中でも乳房が成長することはあります。思春期以降のホルモンセラピーは、第二次性徴の発現からの経過時間に反比例して効果が薄くなります。しかし、これは直線的な変化ではありません。18歳と28歳でのホルモン療法の効果の差は非常に大きいですが、38歳と48歳での効果の差はそれほど大きくはありません。
    女性に対する男性ホルモンの投与によって、以下のような効果が見られます。効果はホルモンの投与量によって変化します。通常、最初のホルモンが投与された段階で変化が起こりはじめ、声帯の変化はその段階でほぼ不可逆的となります。2年を過ぎると、身体的な変化が穏やかになり、大抵の場合3年以内で身体的変化が完了します。卵巣が摘出されていない場合は、それ以上かかることがあります。
    声帯が厚くなり、声が低くなりますが、必ずしも平均的な男性の声のレベルまで変化するとは限りません。生殖能力が低下します。生理は不定期になり、最終的に止まります。性欲が増加します。性的快感が増加することもありますが、クリトリスが過敏になって、直接刺激すると痛みを感じるような状態になることもあります。クリトリスが長くなります。通常3−8cmほどになります。体毛と顔面の毛の成長が早くなり、毛は太くなります。また、色が濃くなることもあります。男性型の頭髪の減少が起こることがあります。運動によって筋肉量が増えるようになります。わずかな筋肉の増加は運動なしでも起こることがあります。
    著者は医学誌等で確認していませんが、多くの人が以下のような効果を報告しています。

    表皮が見た目、感覚ともに荒くなります。汗腺の活動が活発になります。これによって挫創(にきび)ができることがあります。体脂肪の付きかたが変化します。顔の輪郭は男性的になり、脂肪は臀部から腰に移行します。新陳代謝が活発になります。カロリー摂取と運動量がホルモンセラピー開始前と同じレベルにある場合、体重が減り、体力が向上し、睡眠時間が短くなり、体が熱しやすくなり、また一般に機敏になります。しかし、食欲が増えるため、筋肉の増加とあわせて体重がふえることがあります。体臭や尿のにおいが変化します。これらは「芳香」に近いものから、「強い」、または「金属的」なものに変化します。感情が変化します。攻撃的で支配的な感情が増加することがあります。
    男性ホルモン剤は、次のような変化を起こしません。
    乳房の目立った縮小。ただし、多少柔らかくなることはあります。骨格の変化。ただし、骨密度はわずかに低下することがあります。
    女性ホルモン剤の投与方法

    一般的な組み合わせは次の通り。
    エストロゲンのみ

    抗アンドロゲンを追加 抗アンドロゲンは、体内に残ったアンドロゲン攻撃します。これにより、エストロゲンの使用量を減少させつつ、十分な速度で、最終的な結果を得ることができる場合があります。しかし、著者はエストロゲンのみと抗アンドロゲンを追加した方法の両方を十分な期間試して、どちらが有利であるかを客観的に判断したケースを知りません。

    プロゲステロンを追加

    エストロゲンとともにプロゲステロンが投与された場合、乳腺組織の発育により、エストロゲンのみに比べてさらに乳房が発達することが期待出来ます。一部の研究によると、女性が経口避妊薬を使用する場合、プロゲステロンをエストロゲンと同時に使用すると、エストロゲンのみの場合に比べて乳癌の危険性が低下することが報告されています。一部の医師は、1月に1週間ほどエストロゲンの投与を停止し、その間プロゲステロンを使用させることによって、女性の生理周期に似た状況を作りますが、著者はそのような行為が有用であるか有害であるかについて、判断する材料を持ちません。また、最近の研究によると、プロゲステロンはエストロゲンの心臓血管に対する保護作用を低下させることがあるとのことです。このような投与方法の本来の目的は、女性の月経前に近い急激な気分的変化を押さえることです。

    他種のエストロゲンを追加 結果が早く出ることがありますが、必ずしも最終的な結果が望ましいものになるとは限りません。
    男性ホルモン剤の投与方法

    アンドロゲンのみ
    ホルモン剤は以下のような方法で投与されます
    経口(エストロゲン、プロゲステロン、アンドロゲン) これはもっとも一般的なエストロゲンとプロゲステロンの投与方法です。この方法は非常に便利ですが、体内で生産されるホルモンに加えて投与されたホルモン剤を処理することになるため、肝臓に対する負担が重くなります。
    注射(エストロゲン、プロゲステロン、アンドロゲン) これはもっとも一般的なアンドロゲンの投与方法です。この方法の欠点は、ホルモンレベルが一定しないことと(持続性の薬剤は除く)、注射針の使用による痛みと感染症の危険があることです。
    貼付(エストロゲン、アンドロゲン) この方法の欠点は皮膚の炎症です。アンドロゲンの貼付剤は、術後の性器に使用するものです。
    クリーム(エストロゲン)この方法の欠点は、エストロゲンが体内へ吸収されにくいことです。この方法を使用した場合、かなり頻繁に、相当な広範囲にわたって塗られない限り効果が期待できません。胸部への使用はその部分だけへの作用を意味しません。胸部から吸収された微量のエストロゲンは全身に広がり、さらに薄められるため、乳房を発達させるほどの量にはなりません。唯一の効果は、皮膚の水分が増加し健康的になることでしょう。
    一つの投与法方がすべての人に効果的であるとは限りません。4ヶ月ほどの使用で効果が思わしくない場合は、他の種類のホルモン剤や組み合わせを試す必要があるかもしれません。
    一般に、睾丸や卵巣が外科的に除去された後は、ホルモン剤の投与量は、体内のホルモンレベルが必要最低限の量を保つように減らされます。

    ホルモン剤使用中に、副作用を最小限に押さえつつ最大の効果を得る方法

    一般的な注意

    ホルモンセラピーを開始する前に、身体検査を受け、以下のような血液検査を受けること。

    最低限 肝臓、甲状腺、腎臓、コレステロール値、血清プロラクチン値、血清糖値、凝固時間。その他 カルシウムとリン(骨格の状態)、血清アンドロゲン値。
    アンドロゲンの検査に関しては、高価であり、また必ずしも必要なものではありません。MtFの場合、目で見てわかる体の変化や無意識なペニスの勃起がなくなることなどで、ホルモンセラピーの効果が確認できます。また、FtMに関しては非常に変化が大きいので、ホルモンセラピーの効果が思わしくない場合を除いてのような検査を受ける必要はほとんどありません。体の状態に常に気を付け、何らかの問題が発生した場合、すぐに対応できるようにすること。2−3ヶ月ごとに定期的に検査を受けること。特に脈拍数、呼吸数、体温、血圧などに注意を払うこと。食事をしっかりと取り、新しい体の発達に備えて総合ビタミン・ミネラル剤を服用し、すべての必要な栄養素が吸収されるようにすること。 最初から計画した量のホルモン剤を使用しないこと。まず少量からはじめて、体に対する悪影響などに注意をすること。1ヶ月継続して特に悪影響がない場合は、そこで計画していた量に増やします。他のホルモン剤や抗ホルモン剤を追加する場合には、さらに最低1月は間を置くこと。ホルモン剤の使用量を急激に変化させたり、1ヶ月以下の周期で使用方法を変えたりしないこと。身体が変化に対応するには一定の時間が必要です。必要最低限の量のホルモン剤を使用すること。体重差や生まれつきのホルモンに対する感度の違いによって、すべての人が同じ量のホルモンを必要とするわけではありません。通常、睾丸や卵巣が外科的に除去された後は、ホルモンの投与量は、体内のホルモンレベルが必要最低限の量を保つように減らすことができます。術前に必要な量のホルモンを3年以上にわたって使用することは薦められません。数年に一度、骨密度の検査を受けること。持続性のホルモン剤を使用する前に、毎日服用するホルモンを使用すること。これによりアレルギー反応が起こらないことを確認できます。
    MtFの場合

    必要最低限の量のホルモンを使用すること。血清中の男性ホルモン値の検査なしでも、期待した体の変化があるかないか、また無意識なペニスの勃起がまれになるか、完全になくなることなどで、男性ホルモンの量が最低限に押さえられているかどうかが確認できます。
    経口投与されるエストロゲンを使用する場合は、他の方法により投与される場合に比べて肝臓に対する負担が重くなります。しかし、投与開始以前にアルコール、薬、感染症などで肝臓が弱っていない場合には、それほど危険ではありません。アルコールや他の薬の使用量を減らすことをお勧めします。肝臓の負担を確認するため、半年から1年おきに検査を受けてください。
    動脈硬化に対する抵抗力が多少高まりますが、血栓、静脈炎(特に末端や骨盤の静脈)、静脈怒張、血圧の上昇などに対する危険が多少高まります。たばこを止め、ストレスを減らし、エアロビクス・エクササイズを行ってください。足に強い痛みがある場合は、マッサージをする前に、血栓が原因であるかどうかレントゲン撮影か超音波診断で確かめてください。血栓以外が原因の足の痙攣は、カリウムとビタミンEの使用で軽減されることがあります(Spironolactoneを使用している場合、カリウムは同時に使用できません)。半年から1年ごとに血液凝固の検査を受けてください。大きな手術を受ける場合には、最低1ヶ月前からエストロゲンの使用量を大幅に減らすか、使用を止めてください。血栓の危険を減らすため、一日当たり約80mgのアスピリンを使用してください。胃潰瘍の危険を避けるため、アスピリンは食べ物または飲み物と同時に服用するか、コーティング剤を使用してください。
    乳頭から大量の分泌物が出る場合(ブラに直径2cm以上のしみを作るような場合)、は、エストロゲン過敏症によって、プロラクチンの血中レベルが危険なレベルまで上昇していることがあります。この場合は、すぐに血清中のプロラクチン値の検査を受けて下さい。そうでない場合も、半年から1年おきに検査を受けてください。高レベルのエストロゲンの使用を急に止めた場合、プロラクチンの量が急激に増えることがあります。この場合、最高1週間ほどにわたって乳汁が大量に分泌されることがあります。これは出産直後の女性の状態に近いものです。
    Spironolactone(Aldactone)は利尿剤のため、この薬を使用している場合は、特に運動前後などに水分を大量に摂る必要があります。また、とくに腎臓が弱っている場合など、カリウムの摂取を控える必要がある場合があります。半年から1年ごとに血液の電解質バランスの検査を受けてください。
    エストロゲン置換療法を受けている女性に比較すると、乳癌の危険性は低いといえます。一部の研究によると、女性がプロゲステロンをエストロゲンと同時に使用すると、エストロゲンのみの場合に比べて乳癌の危険性が低下することが報告されています。しかし、乳房の自己テストは必ず行ってください。35歳までは2年に一度、それ以降は毎年乳房のX線検査を行ってください。前立腺癌の危険性は、エストロゲンを使用していない男性に比べて大幅に低下しますが、可能であれば前立腺の検査は毎年行ってください。
    FtMの場合

    血清中のコレステロール値の上昇によって、特に心臓などで動脈硬化が起こりやすくなります。コレステロールを減らすように食事を変えてください。
    アンドロゲンは、とくにすでに肝臓がアルコール、薬、感染症などで弱っている場合は、肝臓に各種の腫瘍や膿胞などをおこすことがあります。アルコールや他の薬の量を減らし、半年ごとに検査を受けてください。定期的なアンドロゲンの使用をはじめて5ヶ月以内に生理が止まらない場合は、血清中のアンドロゲン値の検査を受けてください。最近の研究によると、たばこやマリファナの使用はアンドロゲンの吸収効率を下げるとのことです。
    乳房の組織の大部分が外科的に取り除かれても、通常の男性と同等の乳癌に対する危険は残ります。自己テストを必ず行って、異常なしこりなどがある場合はすぐに検査を受けてください。
    ホルモン剤の入手方法
    (米国)

    米国内では、トランスセクシュアルの治療に携わるほとんどのセラピストや医師はHarry Benjamin Standards of Careを使用しています。これはホルモンが処方される前に、最低3ヶ月のサイコセラピーを行うというプランです。このプランを使用しない医師にかかることも可能ですが、ホルモンセラピーを開始する最低3ヶ月前から、その結果についてよく考えておくことは大切です。一部のとトランスセクシュアルはこの基準を構造的すぎると考え、また攻撃的であるとさえ感じることがありますが、その他のトランスセクシュアルは、これを面倒であっても信用できる内分泌系の知識とトランスセクシュアルの治療に関する経験を持った医師にかかるためには必要なものだと感じているようです。どのような方法を取るにせよ、よく考えて方法を選択してください。
    MtFの場合、同情的な内分泌系の医師が見つからない場合、産婦人科医を試して見てください。場合によって産婦人科医の方が理解の場合があります。また、産婦人科医の方がエストロゲンやプロゲステロンの使用に慣れているのが普通です。
    正当な医療機関から直接あなたが入手したホルモン剤以外は使用しないでください。その他の方法で入手できるホルモン剤は、質的な問題が疑われるだけでなく、特に注射用の薬剤等は人体に危険な場合があります。
    場合によって、特に「トランスセクシュアルのホルモンセラピーのため」ではなく「ホルモンバランス以上の治療のため」として処方された場合、ホルモン剤が一般の医師に処方された薬と同じように保険でカバーされる場合があります。特に保険会社が処方箋の支払いの分野を他の会社に委託している場合は、2者の間にやり取りが少ないため、ホルモン剤に対しての保険金の支払いが疑問視されることは一般的に言ってそれほどありません。
    ホルモン剤の入手方法
    (日本国内)

    日本国内ではトランスセクシャルの治療その物があまりポピュラーでは無いため、正規の治療として行ってくれる医療機関が非常に少ないです。
    そのため現状では、大病院の精神科に相談する方法がありますが、これも確実といった訳ではありません。
    MtFの場合米国での入手方法と同じように、産婦人科に相談するのも良いと思いますが必ずしも取り合ってくれる訳ではないので、数件あたる事になる場合が多いです。
    また、保険に関しては、精神科で治療として受けた場合は保険が効くケースが多いです。国内では現在は精神治療として処方しているようです。
    またニューハーフやミスダンディ等が使用している独自のルートからの入手などありますが、米国の説明にあるように、どのような方法をとるにせよ、よく考えてその方法を選択して下さい。
    避妊用ピルはエストロゲンの適切な供給源となるか

    なりません。初期の経口避妊薬は大量のエストロゲンを含有していましたが、現在使われているものは、それほどの量を含んでいません。一般的なものは、わずかな量のプロゲステロンを含み、製品によって微量のエストロゲンを含むものと含まないものがあります。この場合のエストロゲンの量は、通常MtFのホルモンセラピーに必要とされる量の10分の1程度です。どうしても特定の経口避妊薬を使用しなくてはならない場合は、PDRの使用量の部分をよく読んで、通常使用されるホルモン剤と比較してください。
    Mtfにおいて乳汁の分泌を促す方法

    このセクションは、単純に興味本位のものです。著者は医学的にこの手法を証明できるだけの情報を持ち合わせていません。このセクションは、一部のトランスセクシュアルや母親からの情報、マスメディアによる情報、また牛での実験の経験を元に書かれています。
    まず、最低半年は高レベルの血中エストロゲン値を保ちます。後にそのレベルを一気に落とすと、一部の人ではそれによって脳下垂体が十分な量のプロラクチンを分泌し、乳汁の分泌が始まります。エストロゲンとともに、プロゲステロンのレベルを最低半年は高く保つことも、乳腺の組織を発達させるために必要です。最終的に乳腺が十分に発達し、乳汁の分泌が始まった場合は、授乳期の女性がすると同じように、科学的な、またマッサージなどによる自然な刺激を常に乳房に与えていなければなりません。2−3時間ほどごとに乳頭が吸われるような刺激を受けない場合は、あまり多量の乳汁の分泌は期待できません。5−8時間ごと程度の刺激では、分泌量が大幅に低下します。それ未満では、1−3週の間に分泌が完全に停止します。分泌を続けさせるには、常にそのことに気を配っていなければなりません。
    万一このようにして乳児を授乳する場合は、必ずPDRを参照して、授乳期のホルモン使用の注意を確認してください。
    女性化を起こさずに男性を中性化させる方法

    脳下垂体でのLHおよびFSHの生成を押さえることによって、生殖線での男性ホルモンの生産量を大幅に減少させることが出来ます。このような変化は、多量のエストロゲンまたはプロゲステロンを継続的に投与することによって発生させることが出来ます。プロゲステロンには女性化を起こす効果がないため、medroxyprogesterone acetate(Provera)などを使用して、女性化を起こさずに男性を中性化させることが出来ます。この方法は、過剰なアンドロゲンによって行動的な障害(継続的な強姦など)を持った男性に対する処置として、効果が証明されています。このような男性は、服役を続けるか、定期的なDepo-Proveraの注射を受けて社会復帰するかを選択することが出来ます。体内に注入する持続性のものは、錠剤に比べて肝臓への負担が比較的軽くなっていますが、アレルギー反応などがないことを確認するために、最初の1月程は錠剤を使用しなければなりません。この方法を取る場合、急激な感情的変化から血栓症まで、多くの不快な副作用が起こることがあることを認識していなければなりません。
    他にGnRH作用剤を使用する方法もあります。これはプロゲステロンに比べておだやかで、副作用も少ないものですが、医師にこのような薬剤を処方させるのは難しいかもしれません。
    プロゲステロンやGnRHの使用を中止すると、数ヶ月で生殖線は通常どおりの量のアンドロゲンを生産するようになります。
    MtFのホルモン療法において乳癌発症確率についての考え

    2007年12月13〜16日の間に開催された第30回サンアントニオ乳癌シンポジウムに
    ついての記事がメディカル・トリビューンという週刊の医学新聞に掲載されてい ました。
    その中でちょっと気になる記事があります。
    閉経後の女性へのホルモン補充療法と乳癌に関する記事で,
    エストロゲン(卵胞 ホルモン)だけを補充する場合とエストロゲン+プロゲステロン(黄体ホルモン) を補充する場合の利益とリスクを検討した大規模臨床試験(約1万7千の症例を 集めた)によれば,エストロゲンだけでは乳癌のリスクは上昇しないが(プラセボ との比較で), エストロゲン+プロゲステロンでは乳癌の発症率が上昇し,かつ 悪性度も高いという結果でした。
    どれくらい上昇するかという数字は記載されて いませんが, 「統計的に有意な上昇が認められたので,臨床試験が予定より早 打ち切られた」とあります。1万7千という規模から推測すれば,20〜30%の上 昇でも「統計的に有意」な差と認められるので, それくらいの差が出たのだろうと 推測しています。詳しいデータが入手できればまたお知らせします。

    この結果をホルモン療法を受けているMTFの人たちにそのまま当てはめるのが 妥当かどうか,確定的なことは言えません。ただ, 癌に及ぼす影響についての臨床試験のデータがない現状では(将来もこの種の データは得られないかもしれません), 女性のデータから類推するしか方法がな いでしょう。 このデータを見る限り,エストロゲン+プロゲステロンは乳癌の危 険を高めることになります。 プロゲステロンを加えることのメリットは個人差が あるので, 乳癌の危険がある程度高まってもプロゲステロンを続けたいと判断す ることを否定はしませんが,このリスクを意識した上で,判断してください。
    なお,エストロゲンだけなら乳癌の危険がないということではありません。
    乳癌 は女性ホルモンによって発生, 成長が促進されます。そのため男性にはほとんど 発生しないのですが, ホルモン療法(エストロゲン単独でも)を受けているMTF の人たちの場合, 一般の男性より乳癌の危険はかなり高まるはずです。この点に ついてもきちんとしたデータはないのですが, 理論的に考えてそうだろうと思い ます。わたしとしては, エストロゲン単独であってもホルモン療法を10年以上続 けている人は,年1回の乳癌検診をお勧めします。

    なお,FTMの人たちへの男性ホルモン療法とガンとの関係について述べておく と,
    現時点で男性ホルモンによって発生,成長が促進されると確認されているの は前立腺ガンです。 幸いなことに女性には前立腺は存在しないので,FTMの人 たちが男性ホルモンを補充していても, ガンに関しては心配ないと言えるでしょ う。

    「 エストロゲン補充療法は顔面紅潮や他の症状を緩和し,骨粗鬆症と心疾患の 危険を減らす。しかし子宮のある女性においては,非拮抗状態のエストロゲン療 法は子宮内膜の癌を発症する危険を増加させる(子宮内膜癌はほとんど常に腟出 血が前兆となるので,ほぼすべての症例で外科的治療となる可能性がある。241 章参照)。エストロゲンとプロゲスチンの混合療法は,子宮のある女性のこの危 険を減らす,適切な治療である。子宮摘出を受けた女性には子宮内膜癌の危険が ないため,エストロゲンだけを投与できる。症状に従い,エストロゲンの量を増 減し調整する。エストロゲン使用と乳癌の関連を示すデータもあるが,いまだ結 論は出ていない。ほとんどのデータでは,エストロゲンが乳癌の危険を増やすと しても,それは少数の不特定の女性のグループに過ぎない。低量の使用が最も安 全である。医師は患者と療法の危険と利点について話し合うべきで,もしこの療 法を選んだ場合は,治療を始める前に完全な身体診察,乳房撮影,パパニコロー 試験などを行うべきである。」

    医学書の記述なのでちょっと難しいかもしれませんが,要点は 1)エストロゲンだけの補充では子宮内膜ガン(子宮体部ガン)が増える 2)この悪影響はプロゲスチンを追加することで減らすことができる
    3)エストロゲンと乳ガンについての関係は不明であるが,低量の方が安全であ ろう

    ということです。ここの記述にはプロゲスチンと乳ガンの関係については述べら れていません。まだ確定的なことが分っていないからです。ただ,「子宮摘出を 受けた女性には子宮内膜癌の危険がないため,エストロゲンだけを投与できる」 という表現から,エストロゲン+プロゲスチンは避けられるものなら避ける方が 良い,というニュアンスをわたしは感じてしまいます。
    わたしが今回紹介したのは,この点を明らかにしようとした研究です。もちろ ん,ホルモン療法と発癌の問題は,ホルモンの用量,人種差,生活習慣(食事な ども含め)など多くの要因がからむ複雑な問題なので,1回の臨床試験だけで結 論が出せるものではありませんが,「プロゲスチンを追加することで乳ガンが減 る」という主張に対しては,わたしの方から逆に「その根拠は?」と問いたいで す。もちろん,めぐめぐさんに問うのではなく,そう主張する医者に問いたいと いうことです。
    わたしも,GIDの患者さんにホルモン療法を行なうに当たって,それなりに勉 強していますが,プロゲスチンが乳ガンを減らすという論文や著書はごく少ない です。なので,今回の臨床研究が発表される以前から,わたしはMTFの人たち へのホルモン療法はエストロゲン単独を基本にして,本人が希望する場合にのみ プロゲスチンとの混合剤を注射してきました。

    なお,経口避妊薬(低用量ピル)は黄体ホルモンを主体にして,エストロゲンを付 加した錠剤ですが,経口避妊薬を長年にわたって使用してきた女性たちに関して は, 1)子宮体部ガンと卵巣ガンはほぼ半分に減る
    2)子宮頚部ガンの増減については不明
    3)乳ガンはやや増える
    というのが,ほぼ定説になっているようです。


    ホルモンに関するその他の情報源について

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    性別適合手術・姓転換手術・SRS

    手術方法
    カモン医師の最新療法

    カモン医師の手術法は以下の通り:

    1. ペニス反転法は最も一般的な膣形成法です。ペニス皮膚を裏表にして膣を形成します。腺と神経によってクリトリスを形成し、普通の性感を維持することが出来ます。陰嚢皮膚を使ってより深みのある膣を形成します。
    2. いくつかの病院では分層植皮または全層植皮による皮膚移植を実施し満足な結果を得ています。患者の証言によると、詳細部に渡り緻密な作業を施されている点が良いとのことです。しかしながら皮膚採取後の傷跡と移植後の皮膚萎縮が大きな短所と言えるでしょう。
    3. S状結腸膣形成術は数十年間、東欧で膣閉鎖症治療に用いられていた施術法で、最近では膣形成術の第一あるいは第二段階として施術されます。直腸、S状結腸部分は膣形成に用いられます。結腸によって形成された膣は自己潤滑作用があります。一般的に子宮摘出術跡のような低位横切開の術跡が出来ます。

    カモン医師による男性から女性への性別適合手術法

    カモン医師は独自技術により従来ペニス反転法を改良しました。

    カモン医師独自の性別適合手術(SRS)について

    1. 手術は全身麻酔によって行われますが、希望の場合は硬膜外麻酔を選択出来ます。

    2. 家族に深部静脈血栓症(DVT)発症者がいない場合の発生率は非常に稀ですが、手術中の深部静脈血栓症による「肺塞栓」予防に間欠的足圧縮法を行っています。入院中にはベッドにて身体を動かすことは出来ます。


    足圧縮機 (Intermittant Compression Sleeves )

    3. 健康な方の場合の血栓塞栓症発症率は非常に稀で、その場合は副作用を考慮し抗凝固剤の術前を投薬しません。家族に発症者がいる場合のみ投与します。

    4. 手術は砕石位(仰向けになり膝を曲げて両足を上げる)で行います。手術は長時間におよぶ為、感覚神経圧縮によって術後に足が麻痺しないように足下にサポーターパッドを使用します。

    5. 全身麻酔による手術で低温による手術で体温が下がり、術後に多くの場合、風邪や寒気や麻酔から醒めないなどに陥りやすいので、ウォーマーで術中の体温を維持します。

    6. 手術は膣形成、外陰唇形成、内陰唇形成、尿道形成、陰核形成術を1ステージで行います。もちろん、その後もし修正手術が必要な場合、無料で追加手術をいたします。

    Sex Reassignment Surgery (SRS) in Bangkok Thailand: MtF Aesthetic Surgery Center in Thailand provide Sex Reassignment Surgery (SRS)


    View SRS Gallery - penile skin inversion : Dr, Kamol's current technique

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    MtF性転換手術 ペニス反転法

    7. 狭いペディクルフラップ(有茎皮弁)術:外陰唇の上から下へ独自の狭い曲線の切開を入れて出来るだけ自然な外観に近づけます。これには高度の経験が必要で、熟練外科医のみが施術可能です。

    8. 薄いペディクルフラップ術による有感覚の陰核形成:カモン医師は感覚神経を残し出来るだけ本物に近い陰核を形成します。神経血管皮弁を最小限に抑えることで過剰な筋膜を抑え、自然な外観に近づけます。

    9. 有感覚陰核形成:神経と血管を全く切らずに陰茎亀頭上皮を使い、陰核を形成します。

    10. 有感覚内陰唇形成:陰茎亀頭の皮膚と包皮を用いて、神経と血管を全く切らずに形成します。内陰唇皮膚と陰茎亀頭周辺皮膚は似ていますが、内陰唇皮膚の方が薄くて柔らかいので全内陰唇に使うことは出来ません。その為、カモン医師は内陰唇形成に二種類の皮膚を使って、より自然な外観に近づけます。外部皮膚部分は陰嚢皮膚を使い、内部陰茎皮膚を使うことで本物の陰唇に近づけます。

    11. 自然なGスポット形成:カモン医師は膀胱と直腸の間に膣腔を作ります。膣壁を前立腺下部の出来るだけ近くに作ります。(前立腺下部2インチ以内に膣口を形成)この位置が女性のGスポット部分になります。

    12. 型抜き皮膚移植テクニック:カモン医師は皮膚移植後部位が発毛しないように陰嚢の薄い皮膚片の毛根を出来るだけ処理します。術後、多少毛が生えてくる場合もありますが、この場合は外部ペニス皮膚フラップである可能性があります。通常血液循環しなくなる恐れがある為、施術中はフラップ個所の毛根を除去出来ません。膣ステントを皮膚移植に使用することによって非常に優れた手術結果と膣にさらなる深さが期待出来ます。またこの方法により長期間皮膚移植部位の萎縮を防止出来ます。

    13. 長い尿道フラップテクニック:カモン医師は尿道中心部を外側に使います。そして尿道口は滑らかで湿っていてツヤがありピンク色で自然な外観に近いので、これを用いて尿道粘膜を形成します。これには高度の経験が必要で、熟練外科医のみが施術可能です。

    14. 睾丸摘出:男性ホルモン抑制の為に全てのSRSで行います。これにより術後の女性ホルモン依存が減らせます。陰嚢を残した場合、発ガンのリスクが高くなります。

    15. 西洋人の場合の平均的膣深長は5〜6インチになりますが、場合によっては術後直後の深さは7〜8インチまでなる場合もあります。その後の長期手術結果(膣深長)はダイレーションや術後のケアなどさまざまな要因により異なります。皮膚移植なしのペニス反転法による膣深長は術前の通常勃起時などペニスの皮膚が伸びた場合の長さによって膣の深さが決まります。例えば同じ長さのペニスの場合、背の低い方が深い膣が得られます。その他、包皮切除やペニス皮膚量などさまざまな要因によって左右されます。カモン医師の手術では全てのペニス皮膚を用いて膣壁と内陰唇を形成します。

    16. 海綿組織を出来るだけ除去:尿道が高位置になるのを予防、そして腫瘍を防止する為に、尿道口周辺海綿組織を可能な限り除去します。

    17. 皮膚移植のないSRSの場合は4泊、陰嚢皮膚移植のSRSの場合は6泊入院が必要になります。入院最終日にパッドとカテーテル除去後から、通常歩行が可能です。

    カモン医師の性転換手術の長所

    1. 手術は1ステージで行う。
    2. 感覚を出来るだけ維持し女性外性器を作る。
    3. より審美的で自然な女性器。
    4. 内陰唇を小さく、尿道口に過剰な皮膚を作らない。
    5. およそ5−7インチに及ぶ、より深い膣深長。
    6. より目立たない術跡。
    7. よりふっくらとした膣丘。
    8. 術後2〜3週間と術後の回復が早い。

    術前診察時にSRS適応かどうか、手術が可能な健康状態かどうかを診断します。また、膣の深さを調べる為にペニスと陰嚢の皮膚量と質も診断します。

    術後について

    痛み:
    麻酔から醒めた後、多少の痛みがありますが、通常初日のみで徐々に軽減されます。点滴と強めの抗生物質を投与します。

    カテーテルと排泄チューブ:
    カテーテルと排泄チューブは4〜6日間使用します。カテーテル除去後、自力で座って排尿出来るようになります。

    食事:
    麻酔から目覚めた後、数日間は飲み物と消化の良いやわらかい食事が用意されます。腸運動開始後に普通食が食べられます。

    膣ステント:
    膣ステントは6日間放置されます。除去後は膣を清潔に保ち、感染防止に一日最低二回の膣洗浄が必要です。

    入院:
    術後は6日間の入院が必要です。膣内の詰物を除去後から通常歩行・退院が出来ます。帰国までの回復にはその後約7〜14日が必要です。当センターに最寄ホテルに滞在し、帰国前まで当センターで治療をお受け下さい。

    膣ダイレーション:
    膣ステント除去後、最初の一ヶ月間は一日二回の膣拡張作業(ダイレーション)が必要になります。一回の所要時間は約一時間で適量の潤滑ゼリーを使い無理をしないよう行ってください。時間と共に、特に日常的な性交のある場合は膣拡張作業の必要はなくなります。

    性交渉:
    術後2ヵ月後から性交渉が可能です。性交時には潤滑剤をご利用下さい。通常最大の膣ダイレーターでの拡張作業で問題なければ、性交渉可能となります。

    女性ホルモンの投与再開:
    術後3〜4週間後から口径女性ホルモン投与を再開出来ますが、術前ほどホルモン投与は必要ありません。

    診断書:
    性転換手術を受けたという証明書を発行します。

    保険および法的問題:
    多くの保険の場合、性転換手術は美容整形と見なされ適用外になります。戸籍上の改名や性別変更などは国の法律によって従って下さい。

    膣拡張作業(ダイレーション)と術後のケアについて

    膣拡張作業は手術の成功を決める最も重要な作業で、きちんと行わなければなりません。膣拡張作業を怠った場合、膣の縮小、あるいは膣狭窄を起こし、特に結腸による膣形成術を行った場合に傷の拘縮により一部、あるいは膣全体が崩壊しかねません。また、術後初期にきちんと膣拡張を行わなかった場合にのちに過剰な膣痛の原因になる場合があります。膣の詰物除去後に無理をしない正しい膣拡張方法をお教えします。最初の一週間は、膣拡張作業は不快で痛みもあります。しかし最大の膣深長を得るために非常に重要で、その後の膣機能を保証する大事な作業です。

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    膣拡張作業(ダイレーション)を行う前に

    1. 作業前に排泄を済ませて下さい。
    2. ダイレーター、潤滑ゼリー、防水バッドあるいはタオル、生理食塩水またはベタディン液、綿棒、ゴム手袋、注射器を準備して下さい。
    3. 初めに殺菌石鹸で手をきちんと洗います。
    4. ベッド上にバッドあるいはタオルを敷き、その上に横になります。
    5. 腰幅に足を広げ、膝を約45度に曲げます。
    6. 背中の下に小さな枕を敷いて下腹部の筋肉をリラックスさせます。
    7. 膣を生理食塩水またはベタディン少量を生理食塩水で薄めた希釈液で洗浄します。
    8. 術後3週間は術跡に抗菌軟膏を塗った後に潤滑ゼリーを塗ります。

    ダイレーター挿入方法

    1. 開始前に筋肉をリラックスさせてほぐします。
    2. 人差し指を挿入します。その際には必ず手袋をはめて下さい。そして膣筋力で指を締め付けて下さい。
    3. ダイレーターにコンドームを装着し、潤滑ゼリーを塗り、ゆっくり挿入します。そして膣内にそのまま1〜2時間入れたままにします。その後、洗浄し、抗菌軟膏を術跡に塗ります。
    4. 最初は最小サイズのダイレーターを使い、その後、少しずつサイズの大きいものに変えていきます。
    5. 痛いからといってダイレーションを中止しないで下さい。きちんと行わない場合、膣狭窄を起こす恐れがあります。
    6. 完治するまでダイレーション後は潤滑ゼリーを洗い流し、抗菌軟膏あるいはベタディン溶液を使用して下さい。
    7. 術後一ヵ月後、術後の膣を柔らかくする為にPremarinクリームを一日二回使用開始して下さい。これは半年ほど使用します。

    手術を受けるにあたってのスケジュールについて

    1日目
    空港にて:
    空港までお迎えします。その後、ホテルまでお連れします。あるいはその後、すぐ当センターに行き、カモン医師の診察を受け、その後病院内個室に泊まっていただきます。

    病院にて:
    手術同意書にサインして下さい。血液検査、心電図、胸部レントゲン検査を受けて下さい。場合によっては精神科医の診断が必要になります。

    2日目
    手術準備:
    生殖器部分を剃毛、浣腸をして点滴を始めます。手術前8時間は絶食絶飲します。手術前に手術室あるいは個室へ麻酔技師が診察に訪れます。

    手術所要時間:
    ペニス反転法の場合は4〜5時間、ペニス反転法およびS状結腸皮膚移植の場合は5〜6時間のです。

    3〜5日目
    術後初期段階:
    ベッドで安静にして下さい。麻酔と抗生物質の影響で眠気を催します。食事は消化のよいものを摂取下さい。カテーテルのため不快感があり、しばしば尿意を催します。ベッド上で動くことは出来ます。毎日術跡を調べ、洗浄を行います。

    6〜8日目
    ペニス反転法の場合:
    術後4日目で膣の詰物を除去し、その後普通に歩行、排尿可能です。膣のケアについて説明します。

    ペニス反転法・陰嚢皮膚移植法の場合:
    皮膚移植がきちんと治るまで6日間は安静にします。6日後に膣詰物を除去し、抗菌剤入り生理食塩水で洗浄します。外陰部には抗菌軟膏を塗ります。

    抜糸:
    傷跡軽減の為、外陰唇の一部は6日後に抜糸します。.

    診察後、退院し、ホテルにチェックインします。

    8〜14日目
    術後回復期間について:
    ホテル滞在中に膣拡張作業を開始します。回復の為に一日1〜2時間以上の歩行は避けて下さい。膣の洗浄法と膣拡張の方法は看護婦から指導があります。

    15日目
    最終診察:
    最後の診察を受けて、必要な薬を受け取ります。性転換手術を受けた証明書、戸籍上の性別変更推薦状する医師の診断書を発行します。

    16日目
    通常の回復で合併症がない場合、帰国いただけますが、可能であれば、術跡が完治するまで術後3週間はタイに滞在することをお勧めします。

    手術費およびサービス内容

    View SRS Gallery -

    手術費用には以下が含まれます:

    1. ドクター・フィー
    2. ホテルでの診察代
    3. 手術費用および麻酔代
    4. 手術前後の診察代
    5. ダイレーターを含む術後の医療用具代
    6. 診断書
    7. 追加手術の場合はドクター・フィーがかかりません

    案内サービス:

    1. ホテル手配
    2. 車での送迎(空港−ホテル‐病院間)


    手術内容 日本−円 費用 -タイバーツ 麻酔 入院日数
    SRS2 (ペニス反転法+陰嚢皮膚移植)
    939,648.21
    285,000
    全身 7
    SRS3 (ペニス反転法+他所からの皮膚移植)
    1,064,934.64
    323,000
    全身 7
    SRS4 (S状結腸膣形成術第一ステージ)
    1,190,221.06
    361,000
    全身 7
    SRS5 (S状結腸膣形成術第二ステージ)
    1,002,291.42
    304,000
    全身 7
    美容整形・美容矯正
  • 陰唇形成術 (内陰唇+外陰唇)
  • 尿道形成術
  • 275,630.14-501,145.71
         
    83,600 - 152,000 全身 1
    両側睾丸摘出
    375,859.28
    114,000
    全身 1
    ガモンクリニック料金表リンク

    ヤンヒー病院の手術方法
    (機械 直訳です。変な文章になっていますがご了承お願いします。)

    女性から男性(FTM)へ性別適合手術への女性に、行う最後の解決策の手術です; 姓同一性障害 患者に性のアイデンティティにおける自己存在最も深い感を従わせるために類似の男性性器を作成する。
    男性とldquoへの女性; SRSとrdquo; 何10年間もの歴史に伴う外科の手順であり、連続した医学研究、医学の研究、および先進技術による進歩的な開発には外科のテクニックであります。 現在の達成は注意と処理が以前規格の高い品質でただ女性とldquoに男性が好きであるというよりもうまくいっています; SRSとrdquo、それだけが、より複雑であって、長い、手順は完成するおよそ1〜2年です。


    FTM再判定手術外科のためのステージ

    ステージ1

    1:1乳房切除術
    この外科は男性の胸の特徴を患者に提供する胸のボリュームの減少です。 通常の皮膚と乳輪皮膚に関する合流点で位置する乳輪にU形の切込みをします。 皮膚色素が乳輪の色と混和するとき、切込みは回復に容易に隠された最小量の傷跡になることでしょう。 手術がおよそ2時間で終わります、手術の後に、外科医は血液を消耗させて、蓄積を防ぐために2日間チューブで排出します。 1-2週間後に抜糸します。

    1:2子宮と卵巣の完全摘出
    男性には子宮と卵巣がなくて、したがって、患者のこのグループのためにその子宮と卵巣を取り除くのが非常に重要で、それらは、月経に関する問題は解決します、もう片方卵巣ホルモン生産器官を排除します。 胸と内部の、そして、外部の腹部創における傷がおよそ3カ月に完全に癒されるとき、1番目と2番目の手順の後に、傷と組織が2番目のステージ手順の用意をする状態を確認できる外科医との追跡チェックがあるでしょう。

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    ステージ2:

    2.1: 腟閉鎖と尿道延長
    このステップで尿路の経路が変更され腟の閉鎖手術です。 それは男性の尿路が前部にある為、女性の尿路の向きが下向きにあるからです。 したがって、外科医は、尿路の位置を変更して、膣を完全に閉じなければなりません。 尿道の長さは、最後のステップにおける前腕で尿道と一緒になるようにまた、より長く作成されて、準備されます。 膣で特別状態で切り取って、外側(膣粘膜反射)にそれを後ろに折って、膣で組織を切り取って、縫合され完全に閉じました。


    この手順が完了しているとき、患者は膣口を持たないでしょう、そして、患者は男性にもかかわらず、陰茎のないそのように前の位置に基づきまだ小便することができます。
    立ち直りはおよそ2-3週間かかります; 患者は2日間病院にいなければなりません。 カテーテルはおよそ7-10日間挿入されるでしょう; 尿路を癒した後にそれを取り除くでしょう。

    2.2: 尿のプレハブ
    陰茎(前腕フラップPhalloplastyを使用する)には尿道の準備がありますか? Yanhee病院、外科医用途における陰茎を作成することにおける前腕ひも、皮膚; マイクロサージカルのテクニックで神経と血管をつなげて、移植します。 尿の漏出の割合を低下させるために、外科医はglutealがあるカテーテルが前腕に皮をむいて、埋めるラッピングで尿道を作成するでしょう。 接ぎ木された皮膚が癒された後に、結果は丈夫な尿のチューブです、そして、陰茎を作成するのに使用されると、尿の漏出の割合は最小限です。 手術はほんの1時間です、そして、患者は2日間病院にいなければなりません。 手術の後に、患者は、前腕にカテーテルを持って、3カ月セルフケア手順に伴う、外科医からの指示で定期的なチェックには前腕で組み立てられた尿道が次のステップの準備ができるまで、いるでしょう。


    ステージ3:
    Phalloplasty
    男性生殖器の接続術 患者がこのステージに着いたので、患者の外部の身体的な特徴はほとんど男性のものです、扁平胸、卵巣がない、どんな子宮、尿の指示と流れを制御するために位置を立てますが、男性器なしでは終わった事にはなりません。 したがって、外科医は、移植すことによって、男性器を作成するでしょう。 フラップをあらかじめ武装させてください、そして、マイクロサージカルのテクニックで構造を接合してください。 患者とrsquoの長さに依存する4-6インチの陰茎; 前腕を得ることができます。 平均して、長さはおよそ5インチです。? 外科医は血管を切り離します、そして、前腕がその時恥部の血管と神経に接続する度胸は陰唇の組織から陰嚢の嚢を作成します、そして、この陰嚢の嚢は成ります。陰唇にもかかわらず、睾丸内部のない太っていて着色の皮膚。 外部の外観は雄陰嚢の嚢と同様です。
    これらのステージを完成するすべての患者が首尾よく再建された陰茎とすべての満足感を持っています。

    少しも残りの男性器官のない女性から男性までの変化。 フラップ失敗や、感染や、大怪我余病や漏出が見つけた小便などの重大な余病がありません。 各ステージが重大な複雑さを修正する必要性なしで短い期間を費やすので、患者は皆、外科から速く回復します。 外部の外観も、それらは皆、新陰茎の先まで小便することができて、遺伝子の男性的な器官のものと同様でまた、大満足されています。
    費用
    MtF 男性から女性 性転換手術料金 FtM 女性から男性 性転換手術料金
    ・陰茎反転陰嚢使用膣形成 14泊入院 6,500US$ ・乳腺摘出 2泊入院 2,200US$
    ・S字結腸接続膣形成 14泊入院 7,500US$ ・子宮、卵巣摘出 4泊入院 2,000US$
    ・のど仏縮小  650US$ ・膣閉鎖と尿道延長 6泊入院 2,700US$
    ・豊胸 1泊入院 2,400US$ ・陰茎形成術の準備 1泊入院 1,800US$
    ・声の女性化 3泊入院 3.000US$ ・男性生殖器官形成 14泊入院 6,900US$
    ・ペニス・インプラント 2泊入院 2,700US$
    美容整形外科 手術料金
    ・豊胸 1泊入院 2,400US$ ・ピーリング 1回   55US$
    ・ボトックス 目じりのしわ  270US$ ・ボトックス 額  340US$
    ・ボトックス 眉間  150US$ ・顎インプラント 「シリコン」  700US$
    ・眉間縮小 1泊入院 1,500US$ ・植毛 1グラフト  80バーツ
    ・ネックリフト 1泊入院 1,400US$ ・二重瞼  540US$
    ・歯の漂白  300US$ ・アゴ骨削り 1泊入院 1,200US$
    ・こめかみインプラント挿入 1.200US$ ・脂肪吸引「各部位」1泊入院 1,200US$
    ・フェイスリフト 2泊入院 2,400US$ ・小鼻縮小  350US$
    ・エラ骨削り 2泊入院 2,500US$ ・鼻骨縮小修正 2泊入院 2,000US$
    ・乳首縮小  500US$ ・乳輪縮小 2泊入院  600US$
    ・ホホ骨削り 2泊入院 2,700US$ ・鼻破砕再形成 1泊入院 1,200US$
    ・ミッドフェイスリフト 2泊入院 2,400US$ ・額リフト 1泊入院 1,400US$
    ・小陰唇縮小  250US$ ・下瞼たるみ取り  540US$
    ・鼻インプラント  540US$ ・その他手術に関しては  お問合せ
    MtF性別再判定手術

    陰茎陰嚢反転法及び
    腹部の皮膚片使用法で

    6,500US$
    2週間病院にいます
    S字結腸による姓転換手術 MTF
    7,500.-U.S.ドル
    2週間病院にいます
    S字結腸による再膣造手術
    6,000 U.S.ドル
    2週間病院にいます。
    現地までの往復の航空券や宿泊費は別途必要     ヤンヒー病院料金のリンク
    これはMtF性別再判定手術実現のための最後の外科のステップです。 この手順は男性生殖器から女性生殖器を作成するものである外見上女性生殖器への変更と感覚を与えます。
    一般に、性別適合手術て外科は品質と安全で安心ができる精神状態を考えなければなりません。 患者は心理学者から点検を通過しなければなりません(世界品質を次のである完全にします);
    1. 通常の1年以上女性として生きた事。
    2. 女性として完全に生活していて、少しも違和感なしに身の回りの人々に受け入れました。
    3. 長い間か生まれるので、感じを女性にしてください。
    4. あなた自身の生殖器の違和感を持ってください、そして、ペニスと睾丸かボディーの余剰器官であると考えてください。
    5. 嫌悪同性愛の振舞い
    6. 錠剤か注射か否かに関係なく、以前から女性ホルモンを、使用されています。
    7. 正常な精神状態で証明書と共に推薦状の準備ができるように定期的に精神状態テストを保証出来るに考える心理学者による評価
    1. 麻酔専門医が麻酔薬を患者に施すので、手順の間、患者は、どんな痛みもないでしょう。
    2. 性別再判定て゛外科への男性の手順は膣腔創造で直腸の正面で組織を使用することによって始まって、直腸の上にそれを動かすことです。どこが尿道レベルの下でそうであるか。 その後、十分が広さに深くチャネルを開設するように開く皮膚を操作してください。 広いおよそ1.5-2インチは女性の本当のちつの空洞に見える作成された人工腔として使用することができたということです。
    3. その後に、外科医意志は膣腔としてせき止める患者の雄元の生殖器の周りで皮膚を取り除きます。 この植わっているパーティションはそうです。陰嚢皮膚から、来てください。 膣腔の深さは依存がどれくらい長さで男性生殖器をするかということです。


    4. 膣腔創造のための別のテクニックは雄尿道を切って、接続することです。 外科医は小便のために正しい位置の開くことができた形か近くでそれに飾り付けをするでしょう。 それとrsquo; いつが尿が空気中に投げつけるかもしれない小便に行くかという正しい位置でないところのs。 意志のペンがその領域の周りで精神を集中するその外科医の後に、人工の膣腔を作成してください。
    5. 小陰唇や大陰唇外科医などの外部の膣腔デコレーションは、女性の生殖器と同じくらい同様の陰唇を模造するのに特殊技術を使用するでしょう。 このテクニックでは、外科医は、陰嚢の周りで睾丸の半面を切り取ることによって、皮膚を使用するでしょう。 女性の生殖器としてできるだけ不可能に思えるように外部の器官の形にその後、この領域を皮膚と組織を連れて回って、飾り付けをして、作成してください。
    6. 過程を持続して、Clitorisと呼ばれる女性の性的な知覚の塊であるのに関する感覚神経に飾り付けをすることになっています。 一般に、性的な感覚がまだ同じであることが見つけられて、より多くの信用は存在を見つけられたつもりでした。

    操作を掲示してください、そして、患者は医師としての何日も処方する病院およそ5-7で回復するべきです。 患者は、密接に医師の監視でいて、続くとき、これらの時間の医師の間、提案を与えるでしょう;

    1. ファイバーソースを引き起こして、伝導するファイバー食物と乳白色の飲料を減少させてください、最初の2日間にその原因感染を排出してください。
    2. 就寝時刻のときに、切り離された脚の姿勢で眠るべきです。 患者は傷を圧迫するのを防ぐために眠っている間、脚の間の毛布偽りを使用するかもしれません。
    3. 保護の化学溶液による腟であることで掃除するべきであることで、傷を掃除するためには細菌の、または、不妊の獲物は感染を保護します。
    4. 操作の期間の5日後に歩き始めるべきです。
    5. 柔らかいシリコンか液体キャンドルから作られるどんな使用している狭くされて空洞のa小型散大筋のためにもvanigal空洞の世話をしないでください。 それには、男性生殖器と同じ外観があります。 これは、チャンネルについて深くうまやに、広い使用と増加です。 患者はおよそ30分間それぞれいつも少なくとも2回人工の膣腔を広げるべきです。
    6. 操作の少なくとも2カ月後にセックスするのを止めてください。
    7. 操作の1週間後にホルモンを取り始めてください。
    8. 操作の1週間後に時効になるとき、医師に診てもらってください。 ステッチして、より良い処理のために再検討します。

    セックス再割当て外科は大手術であるだけではありません。 それとrsquo;、また、sが影響を及ぼす、オンである、それはライブで、操作の後の変化です。 教育における準備(外科情報)が真剣にうまくいっている操作に必要です、そして、専門家が、自分に選んで、尋ねる皆には、満足させてください。

    患者がセックス再割当てから受信することができたという結果は外観変化から精神的な幸福であり、ボディーから余剰器官とうんざりすることである確定的な生殖器はそうすることができました。 作成された、新しい女性の生殖器、それには、形が密接に本来の外観まであります、また、官能的にセックスするのにおいて良いClitorisがあります。



    セックス再割当てにおける操作は現時点の間、進むことです。 そのうえ、それは、患者がボディー状態を精神状態に従わせるのを助けるべきです。 それとrsquo; また、処理結果を自然の、より近くに与えるs。 大部分は患者には良い思慮深さがなければならないということです。 また、患者は、適当ないずれもいる心理学者からの精神状態テストに通過して、標準の病院で操作を取るのを選ぶべきです。どこに、専門家の外科医がいるか(後で社会的な幸福と有用性に国に生きるために我慢強い後部を作ることができました)。
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    ナグモクリニック
    ナグモクリニック
    東京都品川区大崎1-11-2ゲートシティ大崎イーストタワー1F
    Tel:03-3490-0555
    TSに理解のある美容整形外科。大阪、福岡にもあります。

    田畑病院
    田畑病院
    札幌市中央区南5条西2丁目
    Tel:011-531-7770
    E-mail:t-hosp@k2.dion.ne.jp
    GIDホルモン療法を行っている

    古川医院
    古川医院
    東京都新宿区西新宿8-5-8正和ビル2F
    Tel:03-3368-8367
    ホルモン療法は精神科医の診断書が必要

    六本木ステーションクリニック
    六本木ステーションクリニック
    東京都港区六本木4-12-8第六DMJビル 2F
    Tel:03-5772-6831
    GIDに理解のある心療内科

    池袋セントラルクリニック
    池袋セントラルクリニック
    東京都豊島区南池袋2-26-7 城北ビル6F
    Tel:03-5911-7262
    GID外来のある整形外科

    一色クリニック
    一色クリニック
    京都市 中京区烏丸通 錦小路上ル 手洗水町 662
    メディアジョイ ITビル 5F
    Tel:075-231-8511
    E-Mail:isshikiclinic@yahoo.co.jp
    声の高さを変える手術を行っている(国内で声の女性化の手術可能)

    赤心堂病院
    赤心堂病院
    埼玉県川越市脇田本町25-19
    Tel:049-242-1181
    E-Mail:webmaster@sekishindo.or.jp
    ホルモン療法、GIDの方も多く通院している病院

    亀田総合病院
    亀田総合病院
    千葉県鴨川市東町929
    Tel:0470-92-2211

    たかだ美容外科
    たかだ美容外科
    東京都中央区八重洲2-4-6八重洲鈴木ビル2F
    Tel:(代表)0120-090-607
    E-Mail:info@okuno.abeno.osaka.jp
    ホルモン療法、SRS手術を行っている美容外科。大阪、神戸にもあります。

    池田クリニック
    池田クリニック
    熊本県菊池郡合志町幾久富1866-1332
    Tel:096-248-8600
    ホルモン療法を行っている泌尿科・産婦人科

    埼玉医科大学付属病院
    埼玉医科大学付属病院
    埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷38
    Tel:049-276-1111
    ホルモン療法、SRS手術を行っている

    大阪医科大学附属病院
    大阪医科大学附属病院
    大阪府高槻市大学町2-7
    Tel:072-683-1221
    GID専門外来がある

    関西医科大学附属滝井病院
    精神神経科

    関西医科大学附属滝井病院 精神神経科
    守口市文園町10-15
    Tel:06-6992-1001
    E-Mail:kouhou@takii.kmu.ac.jp GID専門外来がある

    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
    精神神経病態学教室

    岡山大学大学院
    岡山県岡山市鹿田町2-5-1
    Tel:086-235-7935
    予約:不要 事前電話受付あり GID専門外来がある

    あべメンタルクリニック
    あべメンタルクリニック
    千葉県浦安市猫実4-18-27サンライズビル.6F
    Tel:047-355-5335
    GIDに理解のある精神科

    そんメンタルクリニック
    そんメンタルクリニック
    大阪市天王寺区悲田院町10-48天王寺ステーションビル7F
    TEL&FAX:06-6772-5570
    E-Mail:futaba-c@mbk.nifty.com
    GIDに理解のある精神科

    ふたばクリニック
    ふたばクリニック
    埼玉県蕨市中央1-10-11シャロームわらび2F.3F
    Tel:048-430-0562
    E-Mail:futaba-c@mbk.nifty.com
    GIDに理解のある精神科

    SUNクリニック
    SUNクリニック
    横浜市中区羽衣町3-76-3アクセラ21ビル8F
    Tel:045-260-3929
    E-Mail:info@sangs-cl.com

    菅谷クリニック
    菅谷クリニック
    横浜市泉区中田東1-3-8
    Tel:0120-317-668
    ホルモン補充療法を行っている
    横浜・銀座・川崎・新宿・大野にもあり

    亀谷メンタルクリニック
    カウンセリングルーム

    亀谷メンタルクリニックカウンセリングルーム
    名古屋市西区名駅1-1-16アーバン名駅803号室
    Tel:090-7309-2219
    性同一性障害の診療窓口がある

    ● 上村産婦人科
    北海道旭川市末広東1条3丁目
    要確認 TEL:0166531551?


    ●正和会日野病院
    住所:横浜市港南区日野3-9-3
    TEL:045−843−85111
    担当医 副院長 松永千秋 (女医さんです) 診療時間は毎週水曜日 9:00〜11:30、13:30〜16:00。
    初診は完全予約制です。 予約は電話にて受け付けております。
    電話予約受付時間は、月曜日〜金曜日9:00〜17:00、土曜日9:00〜12:00です。
    医療相談室 Phone: 045-843-8511(代表)


    ●札幌医学大学付属病院
    住所:〒060-8543  北海道札幌市中央区南1条西16丁目291番地
    TEL:011-611-2111
    相談時間:月〜土の10:00〜19:00 (日曜・祝日を除く)
    予約:予約制
    休診日   土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日〜1月3日)
    初診受付時間 : 午前8時45分から午前11時まで


    ●旭川医科大学附属病院 / 精神科・神経科
    旭川市緑が丘東2条1-1-1
    TEL:0166-68-2473 / FAX:0166-68-2479
    医師名: 石本隆広
    診療日時: 火・水・木曜日 12:00までに受付
    予約の要/不要: 要予約


    ●札幌カウンセリングセンター
    住所:北海道札幌市中央区北2条東1-5-2 サニープリンスシャトー705
    TEL:011-219-2159 FAX:011-219-215
    備考:医療機関ではなく、臨床心理士による相談機関です。
    医師名: 石本隆広


    ●笠松病院 / 精神科
    秋田市浜田字藍ノ原52
    TEL:018-828-2258 / FAX:018-828-5557
    医師名: 稲村 茂
    診療日時: 月〜金 午前中
    予約/要予約

    ●片岡内科
    住所:岡山市京町 7-16
    TEL:086-222-8143
    備考:内科、ホルモン治療

    ●タナカ小児科内科
    広島市中区広瀬町6-13タナカBLD
    Tel:082-234-1233
    E-Mail:ped-tana@ccv.ne.jp
    性同一性障害の窓口があり、ホルモン療法やカウンセリングを行っている

    ●宮川クリニック
    愛知県丹羽郡扶桑町柏森天神334
    Tel:0587-93-7771
    E-Mail:miyakawa@na.rim.or.jp
    性同一性障害の窓口があり、ホルモン注射や定期健診を行っている

    ●フローブ美容外科
    名古屋市中村区名駅4-3-16 山本ビル5F
    Tel:052-566-3033

    ●フローブ美容外科豊橋医院
    豊橋市萱町14 八千代ビル2F
    Tel:0532-56-2602
    E-Mail:m-niwa@xg7.so-net.ne.jp
    GIDに理解のある美容外科

    ●青山形成クリニック
    東京都港区北青3-5-25下島ビル4階
    Tel:03-3470-1411
    乳房切除術(80万円〜)を行っている

    ●梅田成和病院
    東京都足立区梅田4-33-3
    Tel:03-3887-5521
    GIDに理解のある病院。検査、相談など

    ●わらびメンタルクリニック
    埼玉県川口市芝新町4-12
    Tel:048-267-0525
    GIDに理解のある精神科

    ●LAクリニック
    沖縄県那覇市久茂地2-8-7ニイモトビル10F
    Tel:0120-34-6789

    ●山本クリニック
    院長 山本和儀
    沖縄県浦添市伊祖2-30-7 OAZOビル1F
    Tel: 098-879-3303 Fax: 098-879-3309

    ●沖縄セントラル病院/心療科
    住所:沖縄県那覇市与儀
    TEL:098-854-5511
    診療時間:原則木曜
    予約:予約制

    ●フクダクリニック
    住所:大阪市中央区島之内2-14-21 堺筋はりまやビル8F
    TEL:06-6213-5505 FAX:06-6213-9291
    医師名:福田亮
    診療日時:金曜日 9:30〜1:00 3:00〜6:30
    土曜日 9:30〜1:00
    備考:麻酔科、ホルモン治療

    ●野村クリニック
    E-mail:nomura.cln@jeans.ocn.ne.jp 住所:大阪市中央区高津3-2-28 ラパンジール日本橋ビル 2F
    TEL:06-6632-8700 FAX:06-6632-8701
    院長:谷口幸一
    診療日時:金曜日 9:30〜12:30 14:30〜19:00
    土曜日 9:00〜1:00
    備考:婦人科、内科、ホルモン治療

    ●八杉クリニック
    院 長 八杉 誠
    所在地 〒530-0033 大阪市北区池田町1-75ストークマンション天満102-3
    TEL 06-6353-0505 FAX 06-6356-9695
    http://homepage2.nifty.com/03107/
    診療科目 内科・小児科・外科・レントゲン科
    備考 電話確認


    ●川口レディスクリニック
    院 長 川口恵子
    所在地 神戸市灘区岩屋北町7丁目1-30 ラ・メルベーユ201
    TEL:078-881-8208 FAX:078-881-8218
    http://www.klady-clinic.gr.jp/index.html/
    診療科目:産婦人科、婦人泌尿器科、ホルモン治療
    備考 電話確認


    ●タナカ小児科/小児科・ホルモン内科
    所在地 広島県広島市中区広瀬町6-13
    TEL/FAX:082-234-1233
    http://ped-tana.hp.infoseek.co.jp/
    備考:ホルモン治療をおこなっています。カウンセリングも随時おこなっています。


    ●池田クリニック/泌尿器科・婦人科
    所在地 熊本県菊池郡合志町幾久富1866-1332
    TEL:096-248-8600
    http://www.ikedaclinic.com/
    備考:ホルモン療法を行っている泌尿科・産婦人科


    ● 岡山県立岡山病院
    岡山市鹿田本町3-16 / TEL:086-225-3821
    医師名:中島豊爾(精神科医)
    診療日時:金の午前中
    予約/要予約


    ●宮内クリニック
    住所:徳島県徳島市名東町2-659
    TEL:088-633-5535
    FAX:088-633-8835
    診療時間:9:30〜12:30・14:30〜17:00
    (月・水・金)土曜午前のみ
    予約:不要 事前電話受付あり


    ●国立小倉病院精神科
    住所:〒802−8533 福岡県北九州市小倉南区春ヶ丘10−1
    TEL:(093)921−8881
    FAX:(093)922−5072
    診療時間:8:30〜17:00
    予約/要


    ●堤小倉病院精神科
    住所:福岡県北九州市小倉南区大字堀越358
    TEL:093-962-1950
    予約/要


    ●小宮クリニック
    住所:〒812-0013 福岡市博多区博多駅東1丁目 16番6号(小宮ビル)
    TEL:092-441-7051(クリニック)
    TEL:092-441-7055(研究所)
    FAX 092-441-7052(共通)
    予約/要


    ●福岡大学病院精神神経科 (医学部精神医学教室)
    住所:〒814-0180 福岡市城南区七隈七丁目45番1号
    TEL:092-801-1011(代表)
    FAX:092-862-8200(代表)
    予約/要


    ●長崎大学医学部付属病院精神神経科
    住所: 〒852-8501 長崎県長崎市坂本1丁目7番1号
    TEL:95-849-7200(代表)
    FAX:FAX:095-849-7215
    診療日時:月木の午前中
    予約:要予約


    ●敬愛会玉里病院(精神科・神経科・内科)
    鹿児島市玉里町26-20 / TEL:099-224-0700
    医師名:中江孝行(精神科医)
    カウンセラー名:大平落明美、中江和子
    診療・相談日時:月・木の14:00〜17:00
    予約:要予約


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    ホルモン療法お薬
    女性ホルモン薬
    抗アンドロゲン製剤含
    プレマリン
    [成分]結合型エストロゲン
    [分類]結合型エストロゲン製剤

    【概説】
    女性ホルモンの一つ「卵胞ホルモン」を補うお薬です。更年期障害の不快な症状を改善します。

    最もホピュラーで広く使われているお薬です。馬の尿から生成する天然型のエストロゲンを体内で吸収しやすく改良したものです。初期の段階で吐気や眠気を感じることが良くあります。お薬はデポと錠剤の他にクリームやジェルなどの半液体状のお薬もあります。半液体状のものは錠剤と同様にプレマリンの主な用途つまり更年期障害のホルモン補充療法に用いるものです。壮年の女性が更年期障害等により膣が収縮し乾燥してしまう症状を和らげる目的で、本来は女性が膣に挿入したり局部に塗ったりして使用するものですが、バストに塗りこんだらバストに張りが出て大きくなったとか、顔や腕などの肌に塗りこんだら女性らしいみずみずしい白く透き通る肌になったと言う情報があります。

    【注意】
    ●ショック・血圧低下,呼吸困難,胸内苦悶等のショックを起こすことがある
    ●同種の薬剤の長期連用により,血栓症が起こるとの報告がある
    ●飲み始めの吐き気は、徐々になくなることが多い
    ●別の女性ホルモン(黄体ホルモン)と併用することがある
    ●骨粗鬆症の治療に使われることもある
    ●ごくまれだが、血栓症の副作用にも注意
    ●血栓症は、体を動かせない状態が続くとき、顕著な血圧上昇時、脱水時などに起こりやすい
    ●手術の予定のあるときは、医師に報告

    【効能】
    卵巣欠落症状、卵巣機能不全症、更年期障害、腟炎(老人、小児および非特異性)、機能性子宮出血

    【副作用】
    ●使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない
    ●吐き気、吐く、食欲不振
    ●血栓症(ふくらはぎなど足の痛み・はれ・しびれ、突然の頭痛、突然の息切れ、胸の痛み、急に視力が落ちる) ●浮腫,体重増加等・帯下増加,不正出血,経血量の変化・乳房痛,乳房緊満感・発疹,じんま疹・腹痛,悪心・嘔吐,食欲不振,膵炎・色素沈着,脱毛・頭痛,めまい・肝機能障害(GOT,GPT,Al-P上昇)等


    クリマラ剤

    [成分]エストラジオール貼付剤
    [分類]経皮吸収エストラジオール製剤
    【概説】
    エストラダームTTSと同成分のお薬です。

    エストラダームTTS同じ成分でありながら良く比較されるお薬です。エストラダームは週に2枚を使用するのに対してクリマラは週に1枚の割合で使用します。NOVARTIS社のエストラダームは一箱に8枚入りですが、SCHERING社のクリマラは4枚です。説明書にはそのように書いてあるので、クリマラは同じ成分でほぼ同じエストラジオールの含有量であっても持ちが良くできているということなんでしょう。さて、クリマラの使用感は上記で説明したエストラダームとちょっと違います。使用方法や見た目はほとんど同じです。クリマラはエストラタームと比較すると、とても薄く柔らかい透明なビニールのようなシールになっていて、貼付すると実に自然に皮膚に馴染みます。お腹のお肉がたるんだりひっぱられても自然に貼りついたままで剥がれにくいようです。しかしながら、やはりクリマラも2度3度とお風呂に入ってゴシゴシやりますと剥がれてしまいエストラダームと同様にお湯でお薬が流れてしまうのではないかというような感じになりますが、肌が乾いた後はエストラダームよりは密着感がいいようです。

    ダイアン35ED
    [成分]
    [分類]低容量避妊薬

    【概説】
    強力なEthinyl estradiol 0.035mgとCyproterone acetate 2mgがちょうど良いバランスで配合されている、まさしくMtFのホルモントリートメント専用薬とも言えるお薬です。

    このお薬は女性の男性化、たとえばニキビや体毛の変化等の病気の治療のために用いられるものです。 Schering社の製品は1箱に84錠入っているのですが、基本的には上記のような病気を持った女性用のお薬なので、4週間分づつ28錠の3パッケージになっています。1パッケージにはベージュ色の小さい錠剤が21錠と白い大き目の錠剤が7錠の2種類で合計84錠になります。このうち21錠がCyproterone acetate 2mg & Ethinyl estradiol 0.035mgなので、MTFのホルモン療法の特効薬ではないかと思うくらいの成分です。一方、残りの7錠はLactoseつまり乳糖です。薬効はありません。つまり、一般的なピルの様に女性の特有の周期を維持するために、毎日習慣的に必ず1錠服用することで飲み忘れを防ぐ工夫だと思います。アンチ・アンドロゲンとエストロゲンを別々に入手して体調に応じてそれぞれ適量を服用した方が良いかもしれませんが、いくつもお薬を携帯して服用するのがイヤな方はとってもありがたいお薬のようです。プリオペで初心者の方がこれを毎日4錠以上服用するだけで強力な効果が期待できそうです。このお薬は特別なせいか、ふつうの薬局にはないようです。尚、上述した7錠の乳糖が同梱されていないものがDiane-35というものです。
    エストラダームTTS
    成分]エストラジオール貼付剤
    [分類]経皮吸収エストラジオール製剤

    【概説】
    女性ホルモンの一つ「卵胞ホルモン」を補うお薬です。更年期障害の不快な症状を改善します。

    上記の製品を貼付剤にしたものです。欠点としては、かぶれやすいこととお風呂やシャワーで剥がれやすいことでしょう。海外では日本とは違い一般的にはお風呂はあまり入らずシャワーで済ましますので、その様なことはあまり考慮せずに開発されたものかもしれません。クリマラは再貼付しやすく剥がれにくいらしいです。

    このお薬は、EstrofemやEstraace等と同じ天然のエストラジオールを若干改良して作られ、皮膚に貼付して用いる大変便利なお薬です。Estraderm TTS の他にClimaraという商品名でも販売されています。エストラダームTTSは透明で丸長のフィルムに透明なクリーム状のお薬がたっぷりと塗られていて、その周囲に強力な貼付剤が付いておりこれを下腹部等に貼り付けるだけでOKというものです。容量は25mg/50mg/100mgの3種類あり、週に2回たとえば月曜日と木曜日に貼付します。注意書の中にバストへの添付は無用な効果が現れるのでしないことと書かれています。これは、バストが大きく発達してしまうからでしょう。実際に脇の下に貼付していたらふバストがみるみる大きくなったと言う情報があります。問題は剥がれやすいこととカブレやすいということです。下腹部に貼付した場合は脂肪がついてくるとどうしてもお肉がたるんだりして剥がれやすいですしお風呂やシャワーの時はなおさらです。でも毎日お風呂に入って3日以内に完全に剥がれてしまうということは殆どないようです。剥がれると言ってもお肉のたるみ等でその部分が剥がれてしまい、なかなか元の様に張り付かなくなってしまうのです。完全に剥がれてしまうわけではないので効果には大きな問題にはならないと思いますが、お風呂やシャワーでお薬が溶け出してしまうと問題のはずです。お腹に貼ったときに鏡で見てみると何となく不恰好と思うかもしれません。ですから、お尻や腰に貼付することでこの問題はかなり解決できるでしょう。また、カブレ安い方は貼る場所をいろいろと変えることで多少は避けられるかもしれません。さて、効果の方ですが、さすがに安定した薬効を得ることができ、エストロフェムよりも効果的だと言う方は少なくないようです。何よりも、週に2回貼り付けるだけでいいというのは大変便利なことで、エストロフェムから切り替える方が多いようです。尚、日光に当ててはならないようですが、そんな所に貼る人は多分いないでしょう。

    同成分でありながら良く比較されるお薬です。エストラダームは週に2枚を使用するのに対してクリマラは週に1枚の割合で使用します。NOVARTIS社のエストラダームは一箱に8枚入りですが、SCHERING社のクリマラは4枚です。説明書にはそのように書いてあるので、クリマラは同じ成分でほぼ同じエストラジオールの含有量であっても持ちが良くできているということなんでしょう。さて、クリマラの使用感は上記で説明したエストラダームとちょっと違います。使用方法や見た目はほとんど同じです。クリマラはエストラタームと比較すると、とても薄く柔らかい透明なビニールのようなシールになっていて、貼付すると実に自然に皮膚に馴染みます。お腹のお肉がたるんだりひっぱられても自然に貼りついたままで剥がれにくいようです。しかしながら、やはりクリマラも2度3度とお風呂に入ってゴシゴシやりますと剥がれてしまいエストラダームと同様にお湯でお薬が流れてしまうのではないかというような感じになりますが、肌が乾いた後はエストラダームよりは密着感がいいようです。

    【注意】
    ●使い始めの吐き気は、徐々になくなることが多い
    ●傷や湿疹がみられる部位、ベルトライン、胸部に貼付しないこと
    ●皮膚刺激を避けるため、毎回貼る場所を変えたほうがよい
    ●貼付部位の汗を拭い、清潔にしてから貼る
    ●別の女性ホルモン(黄体ホルモン)と併用することがある
    ●骨粗鬆症の治療に使われることもある

    【効能】
    ●エストラダームTTS:更年期障害に伴う次の症状/血管運動神経症状、泌尿生殖器の萎縮症状、エストロゲン欠乏による睡眠障害
    ●エストラダームTTS:卵巣欠落症状
    ●その他:更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う次の症状/血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状

    【副作用】
    吐き気、吐く、食欲不振、貼付部位の皮膚症状(発赤・かぶれ・かゆみ)、乳房緊満感、乳房痛、下腹部痛、帯下、生理予定外の出血、血栓症(長期使用時ごくまれ)
    エスニルエストラジオール
    [成分]エチニルエストラジオール
    [分類]卵胞ホルモン

    適応】
    前立腺がん,閉経後の末期乳がん(男性ホルモン療法に抵抗を示す場合)

    国内では強力だからなのでしょうか人気のようです。でも正しく服用すればどれでも効果や結果は同じです。これを1日に1mgも服用している人がいますが副作用が心配です。

    【注意】
    ●エストロゲン依存性腫瘍及びその疑いのある患者
    ●血栓性静脈炎,肺塞栓症又はその既往歴のある患者
    ●肝障害のある患者
    ●子宮筋腫のある患者
    ●子宮内膜症又はその既往歴のある患者
    ●心疾患,腎疾患又はその既往歴のある患者
    ●てんかん患者
    ●糖尿病患者

    【作用】
    ●前立腺がん(半数以上がStage D)に1〜3 mg/日投与で,前立腺触診所見の改善,酸性ホスファターゼ値の減少等の制がん効果
    ●前立腺がん患者に1〜3 mg/日経口投与し血中黄体形成ホルモン,卵胞刺激ホルモン,テストステロン値は2〜4週で低下,テストステロンが女性値レベルに達するには数カ月以上必要
    ●薬効薬理:雄性動物の前立腺及び精のう重量を減少,血中テストステロン値を低下(正常成熟及び老齢ラット,経口)

    【副作用】
    ●使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない
    ●長期連用により,血栓症(心筋,脳,四肢等)が現れることがあるので,異常が認められた場合には中止し適切な処置を行う
    ●心不全,狭心症が現れることがあるので,このような場合には減量又は休薬等適切な処置を行う
    過敏症・発疹等・黄疸,肝機能の異常等・血圧上昇等・精神障害の再発・大量継続投与により高カルシウム血症,ナトリウムや体液の貯留・子宮不正出血,経血量の変化,下腹部痛等・乳房緊満感,乳房痛等・悪心,嘔吐,食欲不振,下痢,腹痛,胃痛等・頭痛,めまい,倦怠感,陰萎
    プロベラ
    成分]酢酸メドロキシプロゲステロン
    [分類]黄体ホルモン剤(プロゲストーゲン)

    【概説】
    女性ホルモンの一つ「黄体ホルモン」を補うお薬です。
    女性ホルモンの不足やバランスのくずれで起こるいろいろな症状を改善します。

    合成プロゲステロンでは、最も経済的で強力でポピュラーなものです。単品での使用はアンドロゲンを抑える効果はありますが、あまりおすすめできません。このお薬は、エストロゲンと併用することで効果を促すことを期待して使用すべきものでしょう。エストロゲンとの併用は女性が妊娠している状態に近似しており、つまり乳腺の発達に効果が出ると思われます。

    【注意】
    ●飲み始めの吐き気は、徐々になくなることが多い
    ●別の女性ホルモンの卵胞ホルモン製剤と併用することがある

    【効能】
    無月経、月経周期異常(稀発月経、多発月経)、月経量異常(過少月経、過多月経)、機能性子宮出血、黄体機能不全による不妊症、切迫流早産、習慣性流早産

    【副作用】
    吐き気、吐く、食欲不振、だるい、抑うつ、むくみ、乳房緊満感、乳房痛、下腹部痛、帯下、生理予定外の出血、発疹、肝臓の異常

    スピロノラクトン
    [成分]スピロノラクトン
    [分類]抗アルドステロン性利尿・降圧剤

    【概説】
    尿の量を増やし、体の余分な水分を減らすお薬です。高血圧症のほか、心不全の治療にも使用します。

    本来は利尿剤として開発されたものですが、上記のアンチアンドロゲンと同様な効果があります。コスト的にはアンドロクールよりも経済的でしょう。アンドロクール同様にホルモンセラピーの初期の段階で使用するにはいいかもしれません。一般的にはエストロゲンは血圧を上昇させる効果があります。エストロゲンの服用で血圧が注意を要する140位まで上がるようでしたら併用してみる価値はあるかと思います。

    【注意】
    夜間の尿量が増えないよう、ふつう、朝または昼間のうちに服用

    【効能】
    高血圧症(本態性、腎性等)。心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、特発性浮腫、悪性腫瘍に伴う浮腫および腹水、栄養失調性浮腫。原発性アルドステロン症の診断および症状の改善

    【副作用】
    高カリウム血症(だるい、息切れ、脈の乱れ、手足のしびれ)、吐き気、発疹、乳房がふくらむ、生理不順

    アンドロクール
    成分]Cyproterone acetate
    [分類]アンチアンドロゲン

    【概説】
    アンチアンドロゲンとして最もポピュラーなものです。単品での使用ではアンドロゲンを強力に抑えることで中性化することが可能です。エストロゲンと併用した場合は、効果を促進させたりエストロゲンの服用量をポストオペ並に低減させることができます。エストロゲンと併用するメリットとして単に効果を高めると言うよりも、実質的にエストロゲンの服用量を低減できるので肝臓への負担を軽くできるという点が上げられます。睾丸が萎縮してくるまで最初の1年間位は併用するメリットは十分にあるお薬と言えるでしょう。ちょっと高価なのが難点でしょう。
    エストロフェム
    [成分]Ester17 beta estradiol with same effect
    [分類]

    【概説】
    天然エストラジオールを体内に吸収しやすいように加工した合成エストラジオールで、多くのTSの方が愛用しています。服用量や個人差の方がはるかに大きいですが、比較的副作用が少ないらしいです。他に類似した成分のProgynova / Estradiol Valerateというものも一般的でしょう。 Estrofemよりも副作用が少なくて効果的だったという情報がいくつかあります。両者は主成分は同じなのですが、製法が違うせいか個人によって効果が違うようです。

    このお薬はestraceととともに合成エストラジオール(Ester 17 beta estradiol with same effect)として有名なものでしょう。これらのお薬は一般的には女性の更年期障害の治療薬としてプレマリンと同様に使われているものですが、MtFのホルモンセラフィーにも特に米国ではポピュラーに使われているようです。 Novo Nordisk社のEstrofemはとてもコンパクトな携帯用のパッケージに入っており、飲み忘れの無いように工夫されたプラスチックの回転型で1錠づつ取り出せるようになっています。小さなパステルブルーの錠剤はとても飲みやすい形状です。
    男性ホルモン薬
    タンパク同化ステロイド製剤含
    アンドリオール
    [成分]メチルテストステロン
    [分類]メチルテストステロン製剤

    ●海外薬のため詳細は不明
    ●testosterone undecanoate 40mg含有カプセル

    【概説】
    ●男性の性器系を発育させ男性の二次性徴を発達させる作用があるので男性性腺機能不全や精子形成機能の低下による男子不妊症などに用いられます。

    【注意】
    ●男性が投与する場合には定期的に前立腺の検査を行い女性が投与する場合には変声の可能性があります。
    異常が認められた場合には投与を中止する。

    【作用】
    ●不明

    【副作用】
    ●女性:回復しがたい嗄声・多毛、ざ瘡、色素沈着、月経異常、陰核肥大、性欲亢進。
    男性:陰茎肥大、持続性勃起、特に大量継続投与により精巣萎縮・精子減少・精液減少等の精巣機能抑制。
    悪心、嘔吐、食欲不振、多幸症状、 脱毛、過敏症状、黄疸、肝機能検査値異常、皮膚色調変化等。
    ハロテスチン
    [成分]酢酸メテノロン
    [分類]経口蛋白同化ステロイド剤

    【概説】
    筋肉や骨を丈夫にしたり、赤血球を増やすお薬です。

    【注意】
    ●定期的に決められた検査を受けること
    ●女性は、声変わりに注意

    【効能】
    ●骨粗鬆症
    ●次の疾患による著しい消耗状態/慢性腎疾患、悪性腫瘍、外傷、熱傷
    ●次の疾患による骨髄の消耗状態/再生不良性貧血

    【副作用】
    吐き気、発疹、肝臓の異常(だるい、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる)、生理不順、声が低くなる・しゃがれ声(女性)、にきび、多毛、脱毛、乳房がふくらむ(男性)、むくみ、動悸
    ノルバデックス
    [成分]クエン酸タモキシフェン
    [分類]抗エストロゲン剤

    【適応】
    ●乳がん

    【注意】
    ●妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
    白血球減少あるいは血小板減少のある患者。
    投与により子宮内膜ポリープ,子宮内膜増殖,子宮体がん発生増加がみられたとの報告があるので,投与中あるいは本剤の服用歴のある患者では定期的に検査を行うことが望ましく,また,不正出血等の異常な婦人科学的症状がみられた場合には直ちに検査を行うなど適切な処置を行う。

    【用法】
    ●タモキシフェンとして1日20mg,1〜2回、1日最高量40 mgまで

    【作用】
    ●乳がん組織等のエストロゲンレセプタに対しエストロゲンと競合的に結合,抗エストロゲン作用を示し抗乳がん作用を発揮。男性ホルモン作用はない
    ●抗腫瘍効果:ヌードマウス可移植性ヒト乳がん組織(Br-10)の増殖を投与開始と同時に停止させ,対照群と比較し腫瘍重量を有意に低下。DMBA(dimethyl benzanthracene)によるラット乳がん発生を抑制し,更に確立したDMBA誘発ラット乳がんを退縮
    ●摘出ヒト乳がん組織でエストロゲンレセプタとの結合能はエストラジオールの約0.7%。未成熟ラット子宮組織では,エストラジオールの約300倍濃度でエストラジオールのエストロゲンレセプタ結合を50%阻止。なお,エストロゲンレセプタ陰性の腫瘍に対しても臨床的効果が認められている

    【副作用】
    ●白血球減少,貧血,血小板減少,白血球減少,貧血,視力異常,視覚障害,角膜の変化,白内障,網膜症,網膜萎縮,視神経萎縮等,血栓塞栓症,静脈炎,肝障害,胆汁うっ滞,肝炎等,高カルシウム血症,子宮筋腫,間質性肺炎,肝機能異常,脂肪肝,無月経,月経異常,性器出血,卵巣腫大,陰部そう痒,悪心・嘔吐,食欲不振,下痢,腹痛等,頭痛,眩暈,めまい,不眠,抑うつ状態,発疹,発汗,脱毛等,ほてり,潮紅,体重増加,浮腫,骨痛,腫瘍部の疼痛,発赤,倦怠感,頻尿,高トリグリセリド血症,自然流産,先天性欠損,胎児死亡等
    コルミド(ジェネリック)
    [成分]クエン酸クロミフェン
    [分類]排卵誘発剤

    【適応】
    ●排卵障害に基づく不妊症の排卵誘発

    【用法】
    ●無排卵症の患者に排卵誘発を試みる場合には,まずgestagen,estrogen testを必ず行い,消退性出血の出現を確認し,子宮性無月経を除外した後,服用を開始。第1クール1日50 mg,5日間で開始し,第1クールで無効の場合は1日100 mg,5日間に増量。用量・期間は1日100 mg,5日間を限度とする

    【注意】
    ●卵巣腫瘍及び多のう胞性卵巣症候群を原因としない卵巣の腫大のある患者
    ●肝障害又は肝疾患のある患者
    ●妊婦
    ●肝障害・肝疾患の既往歴のある患者
    ●多のう胞性卵巣のある患者
    ●霧視等の視覚症状が現れることがあるので,服用中は自動車の運転等,危険を伴う機械の操作に従事させないように注意する
    ●動物試験で胎児毒性並びに催奇形性作用が認められており,またヒト妊卵に対する安全性は確立されていないので,妊娠中には絶対に投与しない
    ●原発性卵巣不全による尿中性腺刺激ホルモン分泌の高い患者
    ●副腎及び甲状腺機能の異常による無排卵患者
    ●頭蓋内に病変(下垂体腫瘍等)のある患者
    ●無排卵症以外の不妊症患者
    ●産婦人科・内分泌専門医師の管理のもとに投与する

    【作用】
    ●ごく弱いエストロゲン作用を持ち,そのエストロゲン活性は,エストラジオール-17β(E2)の1〜2%
    ●内因性エストロゲンレベル保持の無排卵症婦人に投与時,間脳に作用し内因性エストロゲンと競合的に受容体と結合,Gn-RH(ゴナドトロピン放出ホルモン)を分泌。その結果,下垂体からFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体化ホルモン)が分泌され,卵巣を刺激して排卵を誘発

    【副作用】
    ●承認時における安全性評価対象例339例中,臨床検査値の異常変動を含む副作用は64例に認められた。市販後調査における安全性評価対象例3,823例中,臨床検査値の異常変動を含む副作用は276例に認められた
    下腹部痛等の卵巣腫大症状,過敏症,発疹,頭痛,情動不安等,排泄遅延,悪心,嘔吐,食欲不振,顔面潮紅,尿量増加,口渇,疲労感
    ●長期投与により卵巣腫瘍の発症の危険性を増加させるとの疫学的調査の結果が報告されている

    【コメント】
    CLOMIDのジェネリック製品
    プロファシー
    [成分]ゴナドトロピン
    [分類]胎盤性性腺刺激ホルモン

    【適応】
    ●無排卵症(無月経,無排卵周期症,不妊症),機能性子宮出血,黄体機能不全症,停留睾丸,造精機能不全による男子不妊症,下垂体性男子性腺機能不全症(類宦官症),思春期遅発症,睾丸・卵巣の機能検査,妊娠初期の切迫流産,妊娠初期にくり返される習慣性流産

    【注意】
    ●下垂体性性腺刺激ホルモン製剤に引き続き,本剤を投与した場合又は併用した場合,血栓症,脳梗塞等を伴う重篤な卵巣過剰刺激症候群が現れることがある
    ●前立腺がん又は他のアンドロゲン依存性腫瘍及びその疑いのある患者[アンドロゲン産生を促進するため,病態の悪化あるいは顕性化を促すことがある]
    ●性腺刺激ホルモン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
    ●性早熟症の患者[アンドロゲン産生を促進するため,性早熟を早め骨端の早期閉鎖を来すことがある]
    ●てんかん,片頭痛,喘息,心疾患又は腎疾患の患者[アンドロゲン産生を促進するため,体液貯留,浮腫等が現れ,これらの病態を悪化させるおそれがある]
    ●高齢者、思春期前の患者、前立腺肥大のある患者

    【作用】
    ●女性:黄体形成作用(LH作用),黄体刺激作用(LTH作用)と若干の卵胞刺激作用(FSH作用)により,妊娠黄体の機能不全に作用し黄体機能を回復,機能を維持
    ●男性:睾丸間質細胞を刺激(ICSH作用),男性ホルモン分泌,副性腺発育,性欲発現を促す

    【副作用】
    ●下垂体性性腺刺激ホルモン製剤の投与に引き続き,本剤を用いた場合又は併用した場合,卵巣腫大,下腹部痛,下腹部緊迫感,腹水・胸水を伴う卵巣過剰刺激症候群が現れることがある。
    ショック,顔面潮紅,胸内苦悶,呼吸困難,卵巣過剰刺激症候群。血栓症,脳梗塞,卵巣破裂,卵巣茎捻転,肺水腫,発疹,めまい,頭痛,興奮,不眠,抑うつ,疲労感、性早熟症
    女性:嗄声,多毛,陰核肥大,ざ瘡等の男性化症状 
    男性:性欲亢進,陰茎持続勃起,ざ瘡,女性型乳房

    【コメント】
    ●注射薬
    プレグニール
    [成分]ゴナドトロピン
    [分類]胎盤性性腺刺激ホルモン

    【適応】
    ●無排卵症(無月経,無排卵周期症,不妊症),機能性子宮出血,黄体機能不全症,停留睾丸,造精機能不全による男子不妊症,下垂体性男子性腺機能不全症(類宦官症),思春期遅発症,睾丸・卵巣の機能検査,妊娠初期の切迫流産,妊娠初期にくり返される習慣性流産

    【注意】
    ●下垂体性性腺刺激ホルモン製剤に引き続き,本剤を投与した場合又は併用した場合,血栓症,脳梗塞等を伴う重篤な卵巣過剰刺激症候群が現れることがある
    ●前立腺がん又は他のアンドロゲン依存性腫瘍及びその疑いのある患者[アンドロゲン産生を促進するため,病態の悪化あるいは顕性化を促すことがある]
    ●性腺刺激ホルモン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
    ●性早熟症の患者[アンドロゲン産生を促進するため,性早熟を早め骨端の早期閉鎖を来すことがある]
    ●てんかん,片頭痛,喘息,心疾患又は腎疾患の患者[アンドロゲン産生を促進するため,体液貯留,浮腫等が現れ,これらの病態を悪化させるおそれがある]
    ●高齢者、思春期前の患者、前立腺肥大のある患者

    【作用】
    ●女性:黄体形成作用(LH作用),黄体刺激作用(LTH作用)と若干の卵胞刺激作用(FSH作用)により,妊娠黄体の機能不全に作用し黄体機能を回復,機能を維持
    ●男性:睾丸間質細胞を刺激(ICSH作用),男性ホルモン分泌,副性腺発育,性欲発現を促す

    【副作用】
    ●下垂体性性腺刺激ホルモン製剤の投与に引き続き,本剤を用いた場合又は併用した場合,卵巣腫大,下腹部痛,下腹部緊迫感,腹水・胸水を伴う卵巣過剰刺激症候群が現れることがある。
    ショック,顔面潮紅,胸内苦悶,呼吸困難,卵巣過剰刺激症候群。血栓症,脳梗塞,卵巣破裂,卵巣茎捻転,肺水腫,発疹,めまい,頭痛,興奮,不眠,抑うつ,疲労感、性早熟症
    女性:嗄声,多毛,陰核肥大,ざ瘡等の男性化症状 
    男性:性欲亢進,陰茎持続勃起,ざ瘡,女性型乳房

    【コメント】
    ●注射薬
    デカ デュラボリン
    [成分]デカン酸ナンドロロン
    [分類]タンパク同化ステロイド

    【適応】
    ●骨粗鬆症,乳腺症,下垂体性小人症
    ●次の疾患による著しい消耗状態:慢性腎疾患,悪性腫瘍,手術後,外傷,熱傷
    ●次の疾患による骨髄の消耗状態:再生不良性貧血

    【注意】
    ●アンドロゲン依存性腫瘍及びその疑いのある患者
    ●妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
    ●前立腺肥大のある患者
    ●心疾患,腎疾患,肝疾患,がんの骨転移のある患者
    ●糖尿病の患者[耐糖能に影響を及ぼすことがある

    【作用】
    ●タンパク質代謝に影響して窒素平衡を正にし体タンパク質合成を促進
    ●ラットでの肛門挙筋重量の増加と精のう重量の増加との比率で示されるanabolic-androgenic ratio(タンパク同化作用対男性化作用の比率)はデカン酸テストステロンの12倍,作用は約2〜4週間持続
    ●健康人に筋注で,尿中窒素排泄量を減少,窒素貯留促進作用は3週間以上
    ●骨粗鬆症例で尿中カルシウム排泄量を減少,持続的カルシウム貯留効果
    ●マウスで赤血球への鉄の取り込み率の亢進によりヘモグロビン及びヘマトクリット値上昇などの造血作用を促進

    【副作用】
    ●使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない
    ●女性患者に嗄声が現れた場合には中止する
    ●肝臓GOT上昇,GPT上昇・男性ホルモン様作用//女性:多毛,ざ瘡,色素沈着,月経異常,陰核肥大,性欲亢進//男性:ざ瘡,陰茎肥大,陰萎,持続性勃起,大量継続投与による睾丸機能抑制(精子減少,精液減少等)・過敏症状・悪心・頭痛・発疹・熱感,浮腫,咽喉部腫脹感等
    テストビロン
    [成分]エナント酸テストステロン
    [分類]男性ホルモン

    【適応】
    男子性腺機能不全(類宦官症),造精機能障害による男子不妊症,再生不良性貧血,骨髄線維症,腎性貧血

    【注意】
    ●アンドロゲン依存性腫瘍(例えば前立腺がん)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある]
    ●妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
    ●前立腺肥大のある患者[前立腺肥大が増大するおそれがある]
    ●心疾患,腎疾患又はその既往歴のある患者[ナトリウムや体液の貯留により,これらの症状が増悪するおそれがある]
    ●がんの骨転移のある患者[高カルシウム血症が現れるおそれがある]
    ●男性に投与する場合には,定期的に前立腺の検査を行う
    ●女性に投与する場合には,変声の可能性のあることを告げておき,投与に際しては観察を十分に行い,異常が認められた場合には中止する

    【作用】
    ●男性ホルモンは雄性動物の性器系を発育させるとともに,第二次性徴の発現に関与し,次の作用を示す
    ●去勢雄性動物の前立腺,精のう等の副性器の萎縮を防止,あるいは回復
    ●精巣の精細管に作用して精子形成を促進(ラット)
    ●脳下垂体性ゴナドトロピンの分泌を抑制(ラット)
    ●去勢ニワトリの鶏冠を肥大発育
    ●赤血球の生成を促進(ラット)

    【副作用】
    使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない
    過敏症・過敏症状・肝機能検査値の異常・女性//回復しがたい嗄声・多毛,ざ瘡,色素沈着,月経異常,陰核肥大,性欲亢進・男性//陰茎肥大,持続性勃起,特に大量継続投与により精巣萎縮・精子減少・精液減少等の精巣機能抑制・多幸症状・脱毛,皮膚色調の変化(紅斑等)等
    SRS(性別適合手術)における生命保険会社の 給付事例について
    あるMTFの方からいただいた、SRSに対する生命保険の手術給付金の情報です。
    この方はプーケットで手術されたとのことですが、プーケットでは陰茎睾丸切除
    と膣内皮膚移植の2回に分けて手術が行われるため、このようなテクが使えるよ
    うです。尚、保険会社は日本生命とのことです。

    数年前まで、SRS後に保険金の給付を申請しても、その有無は保険会社や審査
    担当者の判断によるところも大きく厳しかったもの思います。

    しかし、最近はずいぶん浸透してきたのでしょうか、給付されることがかなりの
    割合で多くなったと耳にします。

    さて、この1〜2年、生保各社における保険金不払いの問題がニュースでとりあ
    げられることもしばしばあります。先日、私の元にも「不払い分を支払う」とい
    う旨の書面が届きましたので、一例として内容を紹介をさせて頂きます。

     @ 【SRS(MTFの場合)後、既に給付された内訳】

     ・手術給付金 (陰茎切断術 40倍) 400,000円
      ・入院給付金 (入院日数 ×日額)  130,000円
    --------------------------------------------
                          (約 530,000円)

    私の場合ですが、手術の前に契約(入院特約)を変更しました。
    入院した場合、本来は入院4日目から給付される入院給付金を、初日から計算
    (給付)されるという オプションを追加しました。

    しかし、SRS直前に契約を変更したため、「新しい契約での給付は無理」 と
    の判断でした。 しかし、今回保険会社が給付内容を再度見直した結果、「SR
    Sが2回に渡る手術だったこと」と、「当該手術のために契約を(故意に)変更
    したとは判断できないこと」から、今回加えて以下の保険金を支払うという内容
    でした。

     A 【新たに給付されることになった内訳】

     ・手術給付金 (皮膚移植手術)   200,000円
      ・入院給付金 (入院初日分〜)    40,000円
      ・通院給付金 (通院日数 ×日額)  2,000円
      ・延滞利息                40,800円
    --------------------------------------------
                          (約 282,000円)
     
    @の部分については周知されてきましたが、Aの部分に関しては保険会社(調査
    部)の判断によっても異なると思います。

    しかし、SRS直前の「契約変更」を理由に、当初は給付を認められなかったも
    のが、今回の再精査により適用されたのは収穫でした。

    当然のことながら、生保各社、また各個の手術内容や契約内容によっても適用範
    囲は異なりますし、あくまで1つの給付例としての紹介になりますが、これから
    SRSを考えられている方や、医療保険の契約時期の問題で給付を受けられなか
    った方の、参考になれば幸いです。

    第9回 GID(性同一性障害)学会

    シンポジウム1「性同一性障害をめぐる諸問題」
    司会 針間克己(東京武蔵野病院精神科)

     1、法律上の諸問題
      大島俊之(神戸学院大学法科大学院)

    大島教授:

    @GID特例法について
    2004年7月16日から2005年12月31日まで
    申し立て373件、許可326件、却下4件、取り下げ12件
    「子なし要件」
    東京高裁平成17年5月17日(家庭裁判月報57巻10号9頁)
    ・特例法施行後の却下例
    ・特例法施行後の無子要件は合憲である
    A民事関係の法律問題
    ・名の変更→正当な理由が必要である
    ・特例法施行後は新しい性別での婚姻が可
    ・GID特例法がない国のGID当事者との結婚問題が残っている
    (佐賀家裁平成11年1月7日審判)
    ※たとえば戸籍変更後のFTM当事者とフィリピンのMTF当事者の婚姻など…。


    ・損害賠償
    東京地裁平成11年4月28日
    ・顔面を負傷したニューハーフ→女性並として男性の基準より高額な損害賠償に

    B労働法関係
    ・東京地裁平成14年6月20日決定 懲戒解雇は不当

    C刑事方関係
    ・ブルーボーイ事件 昭和45年11月11日 有罪判決
    ・強姦、売春、公衆トイレの使用

    D留置所、拘置所、刑務所におけるGID当事者の処遇
    ・東京地裁平成18年3月29日判決
    オペ終了後のMTFを男性として処遇した処置を違法とする。

    ※さとしの私見
    @特例法関係は困難だなあと感じる。本当に個別対処すらできないのか?

    AGID当事者の国際結婚について
    他の先進国ではGID特例法をもつ国に準拠する(結婚できる)が、日本は?
    損害賠償の件についてはさとし自身は10代のときのテーマで「容姿の損傷」に関する男女差別、
    つまりこれは男性差別を含んでいるが、問題と考えていて「撤廃したい」人である。
    「男の容姿」は傷ついてもどうでもいい、とおもっているところがある。
    このケースはニューハーフであるが、ほかにもイケメンのホストやモデルだと「職業上の損害」として
    損害賠償請求するケースが多いと聞く。また「女性には容姿に価値がある」という基準を強化することになり、
    女性の行動を制約する原因になる。実際「価値ある容姿」という点で言うと
    「ユニークフェイス」のケースがあるが、FTM/MTF問題に似ていて、
    近年は女性の「ユニークフェイス」の場合は結婚したり就職したりができて、
    アイデンティティが肯定的になれた人が多そうであるが、男性の「ユニークフェイス」の場合、
    結婚も就職もできないケースが多く、「ユニークフェイス」でない男性との社会的経済的格差が大きいことを感じる。
    つまり「容姿に価値をもとめられることによって実害がでるのは実は男性」ではないか?ということ。
    実際FTMがメディアにでないのに似ていて、「ユニークフェイス」の男性もでてこない。
    「男は容姿のことでがたがたいうな」「男の傷は勲章だ」という抑圧があって問題が表面化しにくいのではないか?と感じている。
    BGIDを理由とした不当解雇は多かったが、表ざたになったのはこれがはじめて。

    CDさとしは一番気にしているのは、「SRS前」「性別変更前」の受刑者のこと。
    個人的に「どうにかならんのか」という胸をいためる事件があったので考えて行動をおこそうとしたが、
    いかんせん今の日本の刑務所関係自体に問題を多くかかえているために「どうにもならない」という絶望感がある。
    友人が「GID当事者にのみ高尚な倫理を求めるのは差別」という意見があるが、
    実際には同じ犯罪を犯してもGID当事者の場合心身の健康を阻害する
    レベルの虐待状態になるという現実があるから結論からいうと「悪いことをしない生き方をしてほしい」とおもう。
    特にMTFの人に対する刑務所の処遇は「ホルモン療法」の問題と「髪型」の問題とかなり残酷だなとおもうことが多い。
    (2006年の行政処分差止請求事件(名古屋地方裁判所平成18年8月10日)の
    刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律37条に基づく男子受刑者としての調髪処分のこと)。
    しかし日本の気候による衛星の問題や実際の現場の運用を考えると
    MTFを女性として扱うのが「保安上の理由」も含めて難しいのだろうとおもう。
    でも同じ理由は女性受刑者にも適用できるのではないか?だったら37条を改正して女性も同様に適用していいんじゃないかとおもうが。
    今のご時勢女性に適用しても実害はないとおもうが。
    そうすればすくなくともMTFの髪型問題は起きない。
    あとは最低限ホルモンだよなあ。ちなみに受刑中でも戸籍変更はできる。
    2005年7月、覚せい剤取締り法違反で収監されていた20代MTFの方が4月に戸籍変更の申し立てを行い、
    5月に受理、女子用施設に移管された。

     2、診断・治療の諸問題
      阿部輝夫 (あべメンタルクリニック)

    阿部輝夫先生
    「浦安ジェンダー委員会OPEN!」
    ・精神科医 2名
    ・泌尿器科 3名
    ・婦人科 3名
    ・臨床検査技師 1名


    ・診断上の問題について
    「特に問題になることはない」。

    ※M.ダイヤモンドやR.グリーンによると
    「性同一性障害とは自分で診断し、治療できる唯一の疾患」である。

    問題点:
    ・辺縁軍などの診断
    ・家族からのクレーム
    ・性的指向の変化への注意

    ※ダブル障害、精神科系の合併症がある場合は「平行して治療を行う」

    ホルモン療法NGの症例
    ・病的不満
    ・高プロラクチン血症
    ・肝機能障害
    ・血栓症

    →改善するまでまって、「改善したら」ホルモン療法可


    家族の反対:
    ・メスをいれないでほしい
    ・ホルモンは身体に悪い
    ・一時の思い込み
    ・妹の結婚に差し障る
    ・一人っ子である
    ・勘当だ!

    ※まず反対するのが家族→あきらめるのプロセスを経る

    カムアウト:
    ・タイミングが重要
    ・診断書を得てからのカムアウトは逆効果
    →「ずっと子供をみてきた親より精神科医がわかるということはありえない!」と怒鳴り込む
    ・戦略を立てる
    →関連の本を目に付くところにおく、など

    宗教的背景:
    ※キリスト教家族
    ・反対
    「悪魔の手先だ!」
    「身体をかえるのは神の意思に反している

    ・賛成
    「神の意思だから」


    MTFと子供の問題:
    ・子供への影響が心配
    ・別居や離婚(夫婦関係)
    ・女親二人家族(一方がMTF)
    ・保護者会等の問題
    ・子供の成育史

    →MTFは結局離婚別居の結果になる

    パス度の問題:
    最初は体系等で悲観的に判断するが最終的にパスする


    海外SRSフローの勘違い:
    「海外でSRSをしたいので診断書をください」
    →NG

    ジェンダークリニックをとおして審査OKになったら紹介状を書きます。


    さとしの私見:
    「MTFのお父さんの子供の成育への影響は?」
    これに関して伝えたいことがあったのに、質疑応答でまとはずれなものがでてタイムオーバーしてしまった。

    さとしはこれをいいたかった。

    GIDでは「例がない」かもしれないが、典型的家庭でない子供の研究が参考になるのではないか?

    たしかにGID治療の歴史が浅いため、「MTFのお父さんの子供の成育への影響は?」の答えになる具体例はない。しかし大阪のMTFの子供の症例でききおよんだ話で「しまった!」と感じたことがあってしらべたものがある。この問題に関してサンプルになる事例があった。それは「コーダの問題」である。コーダとはなにか、というと「聴覚障害者の両親から生まれた健聴者の子供」である。コーダの成育上に起こる問題をみていると「親がGIDであった場合の子供の影響の解決方法」が推測できる。

    コーダに起こる問題点は次のものである。

    ・「音に『意味をもたない』世界でいきる
    その結果、小学生から健聴者の環境にいきなりいれても健聴者の行動パターン/概念の意味パターンについていけなくて、小学校をドロップアウトしやすい。
    →小学校低学年は聾学校で聾教育をうけるか、「聴覚障害としてのサポート」が必要。小学校3年ぐらいになると「自立心」が芽生えるためそこから普通の子供としての教育をうける。また両親が「聴覚障害の世界」に閉じこもるのではなく、健聴者の友人をつくり「健聴者としてのモデル」が子供の周囲にいるようにする。

    ・聴覚的に異常がないのに突然聞こえなくなる
    親からの「分離不安」が原因。自分だけが「聞こえる世界にいってしまって親をおいてきぼりにしてしまう」ことへの罪悪感と孤独感がある。
    →子供が納得するまで「子供」がしたいようにさせる。「自分らしく生きてもいい」「親と違う生き方を選んだとしても私たちがあなたの親であることにはかわりはない」というメッセージを送り続ける。

    これをMTFのお父さんに適用すると。

    ・「性役割に『意味をもたない』世界でいきる
    その結果、小学生から性役割あるの環境にいきなりいれても性役割別の行動パターン/概念の意味パターンについていけなくて、小学校でドロップアウトしやすい。
    →小学校低学年は性役割に寛大な学校で教育をうけるか、「GID当事者の子供としてのサポート」が必要。小学校3年ぐらいになると「自立心」が芽生えるためそこから普通の子供としての教育をうける。また両親が「GID、セクシャルマイノリティの世界」に閉じこもるのではなく、一般社会・セクシャルマジョリティの友人をつくり「セクシャルマジョリティとしてのモデル」が子供の周囲にいるようにする。選ぶのは子供。これはシングルマザーやレズビアンカップルが「男の子を育てる」ときにも強い効果を発揮する。

    ・GIDでもないのに女装したがる
    親からの「分離不安」が原因。自分だけが「男らしくすることによって親をおいてきぼりにしてしまう」ことへの罪悪感と孤独感がある。
    →子供が納得するまで「子供」がしたいようにさせる。つまり「子供が女装すること」をそれほど過敏に把握する必要はない、ということ。その上で「自分らしく生きてもいい」「親と違う生き方を選んだとしても私たちがあなたの親であることにはかわりはない」というメッセージを送り続ける。
    実際子供のときに「女装していた」からといって必ずしも大人になっても「女装」するとは限らない。

    最終的に子供がしたいようにさせることだとおもう。GIDの親に「覚悟がない」と子供が社会にでることがこわくなってしまう。

    さとし的結論:子供が男の子でかつ9歳以下だったら配慮が必要だけど、それ以外は問題ないと考える。
    9歳というのは「発達心理上の年齢」で8歳までは親の意見に従うことが多いが、9歳になると「自立心」が芽生えて親に反抗したり、親と行動しなくなる。

     3、外科的治療の諸問題
      高松亜子(埼玉医科大学総合医療センター形成外科)

    高松亜子先生
    「手術療法の誤解と真実」というタイトルで。
    従来はGID医療というと診断や手術適応の決定に重点あり。
    手術という侵襲的な治療のかかわる現実的議論がすくなかった。


    埼玉医科大学の治療の結果:
    -------------------------------
    全症例:573名
    -------------------------------
    FTM 乳房切除術 :233例
    FTMSRS第一段階:67例
    FTMSRS第二段階:21例
    その他       :13例
    -------------------------------
    MTFSRS:19例
    -------------------------------

    合併症:
    乳りん壊死、血腫、アナフラキシーショック、イレウス、肝機能障害

    死亡事故、後遺障害:
    なし
    ※期待通りの結果や経過がえられなかったり、予期せぬ合併症が発生する場合もあった。

    FTMSRS:膣壁切除の大量出血、尿道閉塞の危機は一生涯の問題

    手術療法の情報に関する諸問題:
    情報源がインターネット、自助活動、宣伝広告によるものが多い。

    デメリット:
    誤解や勘違い、知識不足、期待値の高さ、医学的に未解決な問題、責任の所在、信頼性のレベルなど

    ※とにかく慎重に判断すること

    リスクに対する考え方:
    リスクの100%排除はできません!
    そもそも%ではかれるような信頼できる統計資料はなし。

    高すぎる要望の問題:
    理想の手術結果「FTMとばれない胸」「もっとかっこいい胸」「本物に近いペニス」
    現実:傷がのこったり、変形があったり。
    ※さとし私見:自分の元の身体的素材を考えていない「理想があるぞ…(汗)」

    膣の深さ:15センチ神話。→医学的生物学的にありえない。(解剖学的に骨盤に達してしまう)。

    現場の問題:
    マンパワー不足。十分な人材や技術者を確保できない。

    名医神話:
    「もっと名医がいるはず」「名医のオペをうけたい」
    現実:もともとGRS(ジェンダー関係のオペ自体が少ない)
        次世代の養成の問題もある。

    「じゃあどうすればいいの?」さとしの私見は…
    ただしこれもさとしの私見なので取り扱い注意です。

    さとしのSRS体験記

     4、内分泌治療の諸問題
      中塚幹也(岡山大学医学部保健学科)

    中塚幹也先生

    ホルモン療法の開始年齢:
    ・思春期早期のホルモン療法の効果の可能性
      自殺念慮の緩和
      自傷、自殺、不登校などの問題行動や二次的な精神疾患の予防

    (反対意見あり)
    第二次成長がなければMTFが女、FTMが男であるというアイデンティティが逆に生まれない。アイデンティティの壁にぶつかることでアイデンティティが強化される面がある。第二次成長をなくす考えは「アイデンティティが強化」という点でかえって問題では?


    ホルモン療法の限界と副作用:
    MTFの場合:
    ・MTF70%が女性化の自覚あり
    ・15%ほど「不安定」になるケースあり
    ・深部静脈血栓症のリスクは20倍

    FTMの場合:
    ・心血管障害の発生率の上昇はないが、動脈血管の硬化はあり
    ・体重増加、インスリン抵抗性の増進、脂質代謝異常あり

    ホルモン療法の保険適用:
    ・現在ホルモン療法に健康保険の適用がない。→適用できるようにしたい。→なにか方法がないかさぐる。
    ・製薬会社9社に「ホルモン療法の保険適用のための治験」を問い合わせるが、ホルモン療法に「保険適用」ができるようにすることには反対はなかったが、「では治験をするか?」ということになると答えはNOであった。
    ・データ提供で認めてもらえる可能性を問うと一社だけが「可能かも?」とのことであった。
    ・製薬会社ではできないが医師主導の治験の実施等でできるようになるのでは?

     5、小児思春期のGIDをめぐって
      塚田攻(埼玉医科大学かわごえクリニック ジェンダークリニック)

    塚田攻先生
    「小児思春期のGIDをめぐって」

    主要な結論:
    「子供のGIDの診断は慎重にするべきだ」

    ポイント:
    性同一性障害に類似の症状は性同一性障害だけではない!
    「性成熟障害と他の障害との鑑別が必要」

    ※さとし補足&私見

    これ聞いたときにさとしのなかでずっと抱えていたFTM当事者に多くみられるさとしには「理解不能」な心理のなぞがとけた気がする。もちろんこれだけでわかった気になるのは危険であるが、「違う」という感じのある人が圧倒的に多いと感じていた。彼らに対するひとつの見方があるとおもった。「実はFTMGIDのなかで『性成熟障害』がマジョリティで教科書どおりのFTMGIDはもっとマイノリティなのかも」と友人と話していた。

    たしかに当事者の間でいわれているのが、「FTMとMTFのGIDの発生要因のメカニズムが違うのではないか?FTMとMTFではまったく別の系統の障害なのでは?」ということだ。

    さとしが一番感じるのが「言語中枢の障害?」と思えるほどの「言葉の不器用さ」だ。 友人の話ではあるイベントでFTMとMTFでトークショーをやったそうであるが、FTMがさんざんなむごい結果に終わったそうだ。まじでものすごく悲しくなったよ。

    MTFはコンサルタントや営業などのコミュニケーション分野で論理的であることが、多い。さとし個人としては「論理的=男分野だからMTF当事者にまけてたまるか」と対抗してしまっているのだけど、どうもいけない。頭がすごくきれるFTMはけっこういるのだ。しかし、どうも「話す」ということに関して幼さを強く感じてしまうのだ。むしろ論理的対抗はGIDでない女性のほうがすぐれている場合が多く、こうなると「女性の教育機会の問題」とか「養育環境の問題」というレベルを超えていて、FTMとMTFではまったく別の系統の障害と理解したほうがたしかに感情的にはわかりやすいのだ。

    たとえばICD10だけでもこれだけのGIDチックな障害がある。
    特にFTMにとっては性成熟障害

    ----------------------------------------------------------------------
    ICD10コード:F66  性発達及び方向づけに関連する心理及び行動の障害
        病名  ICD10コード   
    1 性成熟障害           F66.0
    2 自我異和的性の方向づけ     F66.1
    3 性関係障害           F66.2
    4 同性愛             F66.2

    F66 性の発達と指向に関連した心理及び行動の障害

    この項は、性の発達及び指向が変異していることによって生じる問題を扱うためのもので、性指向それ自体は必ずしも問題でも異常でもない。
    F66.0 性成熟障害Sexual maturation disorder

      性同一性あるいは性的指向が曖昧なことに悩むものであり、それが不安や抑うつを引き起こしている。

    F66.1 自我違和的な性的指向 Egodystonic sexual orientation

      性同一性あるいは性的指向に問題はないが、本人は現実と異なるものを望んでいる。


    F66.2 性関係障害Sexual relationship disorder

      性同一性あるいは性的嗜好の異常が原因で、性的パートナーと関係を作ったり維持していくことが困難である。
    F66.8 他の心理的発達障害

    F66.9 心理的発達障害、特定不能のもの
    ----------------------------------------------------------------------

    第2次性徴の果たす役割:
    通常の思春期では第二次性徴をめぐる葛藤がアイデンティティの確立に大きく寄与する。
    GIDも第二次性徴をめぐる葛藤ゆえに反対の性のアイデンティティを確立する。
    子供で性別違和感が強い場合は健全な精神発達をさまたげないための配慮は必要である。
    しかし小児のGID鑑別の難しさのため、第二次性徴を起こすホルモン療法等は症例を選んで慎重にするべき

     

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